諏訪湖はもちろん見たことがある。
がどこかへ行く途中に通り過ぎるだけ、気候のいいこの時期に一度行ってみようと思い立った。
10月5日
出発は新宿からあずさ号で。
JRの玄米茶は東北六県のお米を均等に使っているらしい。だからどうということもないけど。
途中、山梨のぶどう棚を見ながら2時間で茅野駅に到着。
ここから諏訪大社上社まで歩こうとまずは観光案内所に寄ったのだが、これが大正解。
案内所のお姉さまも言っていたが、道は結構複雑で案内看板もほとんどない。ここでもらった地図がなかったらグーグル先生でも迷ったかも。
まずは駅前の大鳥居をくぐり、住宅地の中を歩いて行くととても立派なケヤキの下に小さな神社。
早くも御柱が建てられている。
上川を渡り
黄金色に実った田んぼの脇を通り、宮川も渡る。今日は素晴らしい天気、帽子も日傘も持って来なかったことを激しく後悔。
汗だくになりながら30分で前宮の鳥居に到着。
簡素だけれど大きな十間廊の横を上がって
前宮に到着。昭和7年に建てられたという社殿は諏訪大社の中でも一番小さくて渋いけれど、高い木立に囲まれたここが一番厳かな感じがするかもしれない。
四隅に建てられた御柱を確認し、ご神水という水眼をすくっていただくと生き返る心地がする。
前宮から本宮までは国道をまっすぐ歩くだけなので簡単。
歩いているともう赤く色付いた柿の木がいっぱい見えて、春だと桜、秋には柿の木がこんなにたくさん植えられているのかと見るたびに感心する。
途中にまた湧き水があって、こちらは「名水・石清水」とあるのでいただいてみると、これが本当に甘く感じられるおいしさ。甘露とはこういうことを言うのか。
20分で本宮の鳥居に到着。東参道から境内に入ると本来は布橋という屋根の付いた長い廊下を通って参拝所へ出るはずなのだが、現在修復作業中で足場とシートに囲まれ、工事の音が境内に響き渡るだけ。
そこでその脇を行くと神馬の祀られた駒形屋がまずあり
勅使殿や神楽殿があって
一の御柱の立つ広場に出る。手水舎の横には明神湯という温泉が出ていて、触ってみると42℃ほどの適温。
ここから参拝所に入り、奥の拝殿をのぞんでお参り終了。
修復中で見られない建物が多いのは残念だったが、本宮は境内の立派な木の多さこそが印象的だった。
帰りは拝殿に近いこちらの大鳥居から出る。
すると駐車場のあるこちらにはお土産物屋などのならぶ参道があって、ちょうどお昼なのでその一軒に入り
なすのおやきとところてんで軽く腹ごしらえ。
どのお店の人たちも感じが良くて気持ちいい。
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