Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

成田でチュラロンコン大王祭

2021-10-29 11:42:06 | 国内旅行

冷たい雨の降る金曜日、スクムビットさんのお車に拾ってもらい、Trintrinさんと3人で成田へ。
と言うのもこの日、10月22日はタイではチュラロンコン大王祭の祝日、以前連れて行ってもらったことのあるワット・パクナム日本別院でもお祭りがあるとスクムビット情報が入ったから。

でやってきたお寺。
  
 
見事なタイ式のお堂に今日は入れなかったけれど、周りの大理石彫刻は2年前より明らかに増えている。

 あいにくの雨だけれどお祭りということでテントが出ていて
 
干支のろうそくがあったので3人それぞれ火を灯してもらった。お姉さん、火が消えないように周りに風よけの板まで立ててくれて優しい!

 
元は体育館だったらしい建物内に入るとおしゃれしたタイ人の皆さんが家族連れで集まっている。
 
金ぴかのお釈迦様に手を合わせ、花で飾られた器に若干のタンブンをさせていただく。

本日はチュラロンコン大王祭とのことだがチュラロンコン大王らしきお姿はどこにもなくて、この部屋で目立つのはプミポン元国王のお写真ばかり。
 現国王の姿はこのお札の中だけとは、タイ人、さすが正直だわ。

お寺に到着した時には遠くから読経の声が聞こえていたのだけれど、部屋に入った時にはお坊様方はすごい数のお皿を前にお食事中。
  
 部屋の隅にはさらに多くのお皿が並べられていて、これは信者がお坊さんに寄進するもののよう。
それにしてもおいしそう、とよだれを垂らして見ていたら「外で食事ができますよ」と声をかけられた。

 
境内に入った時からタイの香りが漂っていたこちらのテント、もちろんこのおふるまいが目当てでやって来たのだがタイ人の皆さんも先刻ご承知。すぐに日本語で「食べますか~」と声をかけられる。

  
そこでまずは魅惑的な煙を上げて焼かれているイサーンソーセージにレモングラス風味のサツマイモのフライ。
 
カオソーイは高菜とパクチーが入れ放題。スープは優しい味でうまーい!
 
さらに甘いミルクティーと餡子の中華まんをいただいてお腹いっぱい。
「タイに行きたーい」と叫んだら「私たちこそタイに行きたいよ~」とタイ人のお姉さん。
日本からタイに帰れば自費でホテルに滞在しなければならないし、それ以上に航空券がすごく高いのだとか。
お互い、早く自由にタイに行けるようになってほしいよね。

「またいらっしゃい」の声をいただいて門を出るとタイ人向けの野菜やタイ人が大好きなお守りの屋台が出ている。
 
ここでちまきとイサーンソーセージを見つけたのでお買い上げ。
ちまきはバナナの葉でくるまれていて、一度中のビニールをはいでからまたバナナでくるんで焼けと言われたので網に乗せて焼いてみた。
 
中はソーセージの中身と同じようなもの。しかし何も考えずにかぶりついたら辛ーい!よく見たら青や赤の唐辛子が入っていて、さすが容赦なくタイの味。
ワット・パクナム、楽しい!

この後はTrintrinさんのご希望で佐倉市の川村美術館へ。
 市内とはいえ辺鄙な場所にあるこちら、前に来たのはもう何年前になるか。

1階には目玉のレンブラントが1点にエコール・ド・パリはやっぱりフジタの白い肌が素敵。
2階ではミニマル・アートの特別展が開催中だったが、思わず蹴飛ばしたくなる積み木を並べたものとか、はずれ馬券(byスクムビット氏)を貼り合わせたようなものとか、現代アートはやっぱりわからん。

と言いつつ結構見入ってしまって

見学後は雨に濡れたお庭を見ながらお茶して閉館時間になってしまった。

朝から夕方まで遊んでいただいたスクムビットさん、Trintrinさん、ありがとうございました、すごく楽しかったです。
スクムビットさん、お車をソーセージくさくして申し訳ありませんでした!


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コメント (4)
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