既に昨秋から精力的に海外に出ている Kimcafe 師匠、今回はトルコ、ジョージア、アルメニアをまわって無事帰国されたとのことでミニ帰朝報告会。
会場に選ばれたのは代々木公園にある「Betterave Bistro Jiro」
店頭にはビストロらしいフランス国旗と共に今やすっかりおなじみになったウクライナ国旗が。というのもこちらのシェフは在ウクライナ日本大使館の料理長を務めた経験がおありとか。
ということで今夜はウクライナ料理のコースで
まずは赤キャベツのラペ、キャベツとニンジンのサラダ、きのこのマリネにオリーブ、きゅうりのピクルス。
スモークサーモンにビーツの入ったピンク色のポテトサラダまでが前菜。
どれもたっぷり、特になにげないきゅうりのピクルスが甘酸っぱくてサワークリームとディルと合わさっておいしい。
スープはもちろんボルシチ。ロシア料理の代表のようになっているけれどウクライナが元祖、とはウクライナ人の主張するところ。
意外にビーツの存在は感じないけれど、ビーフがごろごろ入って濃厚で、スープというよりシチューみたい。
ナリスニキはウクライナのクレープ。
こちらのクレープ生地はモチモチとして羽二重餅のよう。
中には炒めた牛ひき肉が入り、またサワークリームをつけて食べる。
ここまででもうかなりお腹いっぱいだけれど、メインはウクライナ風ロールキャベツのゴルブッツィ。
こちらにはナリスニキよりも細かくひいた豚肉がぎっちり入ってボリューム満点。
美しいウクライナ娘たちがなぜ中年になるとコロコロになってしまうのか、これでわかりそうな気が。
デザートはどうしますか、と聞かれたけれどもうとても入る余地はなくて、後はコーヒーで〆。
食事の途中、オレンジ革命の頃にウクライナに駐在していたというマダムとユシチェンコ元大統領の話で盛り上がったが、彼がダイオキシンを盛られた時、治療のためにフランスへ脱出させたのは日本大使館だったとか。他にもいろいろ裏話がありそうだったけれど、他のお客さんもいるしあまり詳しい話が聞けなかったのは残念。
こちらはこちらで旅話に忙しく、Kimcafe 師匠からは他のお土産と共にこんなタイムリーなものもいただいてしまった。
国内旅行も楽しいけれど、やっぱり海外旅行はやめられないよね、というわけで先月念願の富士山パスポートに切り替えた。
これとウクライナマスクを持って、自分も明日から国外逃亡してきます。
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