7月11日
今朝もまた早起きして散歩に行きたかったけれど、夜半から雨が降り出して朝には土砂降り。
階段は滝になっている。
この時期、バリは乾期のはずなのに今年は異常気象とやらで、昨日は貴重な晴れ間だったとこの後実感することになる。
雨を眺めながら今日はまた一段とかわいいピンクのスムージーやお菓子をいただき
メインはポーチドエッグにしてみた。
さて、今日は Green Village という所に行こうと送迎を依頼してあり、10:30のピックアップをフロントで待つが一向に来ない。電話をしてもらうと雨のため渋滞に引っかかっているとのこと。
結局1時間も遅れて車が来たが、出発してみればそれも納得。
途中、こんなに冠水している所があって大渋滞。人の膝ぐらいまで水がある所をなんとか通り抜けた時には思わず拍手してしまったが
さらに先には川と田んぼと道路が一体化してしまっている所があって、ここもひやひや。熱帯の豪雨、恐るべし。
何もなければおそらく20分ほどで着いてしまうだろう距離だけれどかなりわかりにくそうな脇道に入り、45分で目的地に到着。
すぐに事務所で受付をすると、12時出発のツアーも少し遅れてスタートしたので合流してくれとのこと。
Green Villageは竹でできた家の分譲、賃貸をしていて、その家をガイド付きで見学できるのでやってきたのだ。
そこでまず見学したのはこの施設内で最初期に造られたという3階建ての Garden House。
広い開口部には靴が散乱していて、中には走り回るインド人の子供たちも含めて20人ほどの見学客。ガイドは最初にざっと説明をすると質問を受け、あとは勝手に見学してくれというゆるいスタイル。
そこで裸足で中を見て回ると床から壁、階段、天井とすべて竹で作られていて、縦割りにしたところなど日本ではあまり見ない使い方もあるのが面白い。
基本開け放たれた空間だけれど、さすがにベッドルームにはガラス戸とエアコンがあったり、トイレやシャワーの造りにも工夫がある。
20分ほどでこの家の見学を終えたら次は川沿いの傾斜地に建つ5階建ての River House へ。
初期に建てられた家は屋根まで竹製だが、さすがに持ちが悪くて10年で葺き替えなければならないのでこの家の屋根は銅葺き。丸いガラス戸を回転して入る。
入った所は天井が高く、とても広いリビング・ダイニングとキッチン。
設備の整ったキッチンの脇にあるとんがり帽子の片方はパントリー、片方はトイレ。
中二階には籠のような書斎もある。
階段を下りて行くとベッドルームが3つあって
お風呂もおしゃれ。
一番下にはプールもあるが、日本人だったらここに露天風呂でも作りたいところ。
見学ツアーで入ったのはこの2軒だけだが、この敷地には現在14軒、一つ一つデザインの異なる竹の家が建っている。
ほとんどの家は一泊から賃貸可能、一軒は売りにも出ている。
最初にAirbnbで見つけた時にはここに一泊することも考えたが、実際に来てみると開放的な造りの割に隣の家との距離は近いし、緑は多いが景観はなく、デザインのおもしろさはあるが日本人的感覚からはいささか雑な造りのところもあり、ここは見学にとどめるのがちょうどいいかもしれない。
ツアー終了後には食堂で昼食付き。
チキンの煮物に野菜のあえ物、トウモロコシの天ぷらのナシチャンプルはまあまあのお味。
お土産にくれた竹製品はお箸かと思ったらストローだった。
こちらの見学ツアー、通常は250,000ルピーのところ、この日は「バリ観光再開価格」で150,000ルピーだった。
送迎代は別だが、帰りは違う道を通ってくれて30分でホテルに帰り着いた。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。