Luntaの小さい旅、大きい旅

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22年初秋の北東北 8 盛岡の町屋と福田パン

2022-10-11 16:19:49 | 国内旅行

9月13日続き

朝市に来た時のタクシー運転手氏、すぐ近くに古い町並みが残っている地区があるよ、と教えてくれた。
そこで朝市での買い物を終えたら市場の人に聞いて、徒歩10分ほどで鉈屋町という所にやってきた。
すると火の見櫓が見えて、周りにはいい雰囲気の町屋が何軒も見える。
  
  
 この界隈は鉈屋町といって、江戸から明治時代にかけて北上川、奥州街道沿いの城下玄関口として栄えた所なのだとか。

人通りもない静かな町を歩いていくと珍しいものがあった。
  
  
大慈清水というこれは湧き水を引いた共同井戸。一番上の飲料水から洗い物には下の方の水を使うなど細かいルールがいろいろあり、近所の人たちが管理しているとのこと。柄杓があるので一口いただいてみると冷たくておいしいお水だった。

もう一つ、こちらは青龍水。
 
昭和の初めにこの形になったということでそれほど古いわけではないが地域で大切にされているようだ。 

 
とても立派な文房具屋さんの建物を見て、さて、ここからどうやって帰ろうかと考えていると大通りに出て、すぐに盛岡駅行きのバスが見つかったのは助かった。

ホテルに買い物を下ろして、それでも早起きしたおかげでまだ8時半。
荷物を整理して再び外へ。

今度は駅前の道をまっすぐ歩いて10分ほど。
コッペパンで有名な福田パンの本店にやってきた。
 
今や全国的に名の知れたこちらだけれど、かわいい店内はまるで学食の注文窓口のよう。
頭上にもずらりとお品書きが並んでいるが
 
メニュー表にはさらに多くの品目が並び、ガラスの向こうには何種類ものクリームが見えて迷う、迷う。
なんとか決めたら右手のお姉さんに口頭で注文、左手のレジでお会計をしてすぐに品物を受け取る。
これだけメニューが多いのに、即座に作って渡してくれるのがすごい。

今回注文したのはエッグハムカツ+レンコンシメジが448円、渋皮マロン+三種のベリークリームが178円。
 
大きさの比較のためにお茶パックを横に置いてみたが、これでわかる通りコッペパンが大きい!
しかし食べてみるとこれがフワフワと軽くて、クリームの量が思ったほど多くないのでぺろりと食べられる。
ちなみにクリーム系を2種類頼む場合、上下半分づつもできるが味を混ぜたくない場合はハーフと言うと今回のように別々になる。
ものすごくおいしい、というわけではないが、このシステムが楽しくて、人気が出るのもわかる。

10時を過ぎた所でホテルをチェックアウトして、今日は早いけれどもう十分に遊んだので東京に戻ろう。
駅に行くと新幹線改札の前にも福田パン。
 ここでは本店のように好きな組み合わせができるわけではないが、種類豊富でこれを選ぶのにも迷いそう。

さらに農協がキノコや野菜類を並べていて
 
ここでボリというキノコを購入。これ、市場で芋煮に入れるとおいしいと聞いたので買ったのだが、家に帰って洗っていたら米粒より小さな白い虫がうにょうにょ出てきて失神しそうになった。一度はゴミ箱に放り込んだが、ネットで見たら塩水に漬けると出ていたので救済。結局おいしくいただいたが、自然のままの物は油断できない。

その他の今回の戦利品。今回は朝市用に大きなカバンを持って行ったのでいつにも増して多くなってしまった。
 
青森でリンゴのお菓子はマストアイテム。弘前のスーパーで見つけた乾燥ごぼうがすごく便利。
 
割れた南部せんべいも定番だが、鶴田の道の駅で買ったせんべいのみみがまたうまい。
 食べ物以外では金魚ねぷたの靴下を買ったけれど、金魚というよりシーサーみたい。
お相撲さんがヨガをしている手ぬぐいは今治製だけれど、藤田記念庭園で見つけてつい買ってしまった。

もう一つ、これは嶽温泉から宅急便をお願いしたもの。
 北東北はおいしいものがいっぱいなのだ。


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コメント (6)
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