10月19日
朝食の後、上越館のご主人の車で5分ほどのJR水上駅へ。
快晴の山や田んぼを見ながら40分で渋川駅に到着。
駅前には渋川駅前プラザというお土産も売る情報サービスコーナーがあって、ここで荷物を預けると夕方までに宿泊先の宿に届けてくれるという有料だけれどありがたいサービスがあるので使わせてもらう。
ついでに土産物コーナーをひやかすとこれがなかなか充実していて、ぐんまちゃんグッズがいっぱい。
クーポンがあるので友人と靴下を購入。森と温泉マークの柄だと思ってラベルをよく見たら、こんにゃくと温泉饅頭の柄だって。
バス乗り場に行くとちょうど伊香保温泉行きが停まっていたので乗車。すると思っていたより早く発車してしまって、よく見ると予定とは違うルートのバスだった。
本来は水沢観音の前を通るバスに乗るつもりだったのだが、このバスは水沢入口という所までしか行かない。
そこでここから歩くことにしたのだが、
途中の展望台からは赤城山がとてもきれいに見えて
さらに行くと山の麓のいかにも風水的に良さそうな所にオレンジ色の屋根の大きなお寺があった。 佛光山法水寺は臨済宗と看板が出ていたが、ここは最近できた台湾系の寺らしい。通り過ぎた時には知らなかったが、中には台湾の軽食が食べられるカフェもあるらしく、寄らなかったのは惜しいことをした。
やがて「水沢うどん街」の看板が見えて
バス停から30分で水沢観音に到着。ちょっとした参道を行くと
坂東十六番札所の本堂。
軒下には虎がいたり、天井には龍がいたり、小さいけれどなかなか華やかな造り。
隣には六地蔵の六角堂もあるが、有名な割に境内は小さい。
が、開基は1300年前と歴史は古いのだそうだ。
裏口から入る形になってしまって、仁王門から外に出る。
するとその門前に並んでいるのが水沢うどんの店の数々。
元祖やら始祖やらいろいろあって、しかし平日なのにどのお店にも車がいっぱい。
どこに入っても大差はあるまい、と行列のできていない「丹次亭」に入ってみた。
すると奥にお座敷が続いていて驚くほど広い。週末などどれだけお客さんが来ることか。
ここには小盛りがあって、朝食をしっかり食べた我々にはちょうどいい。
日本三大うどんの一つとも称される水沢うどんだけれど、かなりコシがあって硬く、武蔵野うどんに近いだろうか。
個人的には上品な稲庭や、のど越しのいい讃岐の方が好きかも。
が、とにかく名物は食べた。またバスに乗って、次は伊香保温泉へ向かう。
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