11月6日
ハジャイの駅から荷物を引きずり、5分ほどで今夜の宿へ。
The Lantern Hatyai というこちらのホテル、1階にはカフェがあり
2階の中国風のロビーがとてもおしゃれ。
まだ朝の9時前では当然部屋に入れてもらえないが
午後に入った部屋のインテリアもすっきり、広くはないが静かでなかなかよかった。
大きな荷物はフロントに預けて、まずは朝食を探しに行く。 周辺はいかにも地方都市と言う街並みだけれど
中華系住民の多さがわかる建物がいっぱい。
そこで店頭の蒸篭が目に付いたこちらのお店で飲茶の朝食に決定。 ガラスケースにはカラフルな点心が並んでいて、ここから好きなものをお盆に乗せて店員に渡すと蒸してくれるシステム。
一人なので5皿しか食べられなかったが、餃子以外はどれもおいしくて、お茶込み150バーツ(約600円)で大満足。
他のテーブルでは皆さん盛大に蒸篭を積み上げていて羨ましい限り。
さて、朝食を食べ終わってもまだ時間はたっぷりある。と言っても観光名所などはほとんどないハジャイ、地図を眺めてちょっと離れたワット・ハジャイというお寺まで歩いて行くことにした。
線路を渡った町の西側は特徴もなく、高い建物もないごく普通の商業地。
途中にあった警察署はなぜかタイ語に英語、マレー語、中国語の他に日本語表記まである。
学校もタイ語に中国語、英語。
日陰もない所を30分近く歩いて、やっとお寺の屋根が見えてきたが、道を横断するにはかなり遠くの歩道橋まで行かなければならない。
うんざりしながら歩いてふと脇を見ると、おお、露天市場が出ているではないか。
しかも小道1本だけかと思ったこの市場、歩いて行くと脇から奥へとどんどん広がっていて、お店の数も多ければお客さんも多くて大賑わい。
売り物は野菜や果物はもちろんのこと、魚やら肉やら
お惣菜にお菓子、ロンガンは大きな袋で20バーツと安い!
たこ焼きのようなお菓子(?)もおいしそうだったけれど
これは何だろうと覗いていたらおばちゃんが味見させてくれたのは青パパイヤか大根の千切りのようなものだろうか。とてもいい味付けがされていて、これは葉っぱに唐辛子と一緒にくるんで食べるものらしい。
(追記:この謎の食材、某FBグループで海藻の一種と教えていただいた。海藻くささはまったくないが、確かにそれっぽい食感かも。タイ南部特有の食材らしい)
大量に売られていたのはタイの皆さんがいまだしっかり付けているマスク。韓国製が多いよう。
その脇には耳が出せない人のために耳ひもを後頭部で留めるための紐も売られている。
やっぱりローカル市場は楽しいな とミカンジュースで一息入れて、当初の目的地だったお寺へ。
門の前にはカエルやどじょうがビニール袋に入れられているが、これは逃がして徳を積むタンブン用。
なかなか広い境内にはいくつも建物があって、
中央の涅槃仏はタイ最大だそうだが、なんとなくミャンマーの仏様みたい。
帰りはもう暑い中を歩く気にはなれなくてGrabを呼んでしまった。
地方都市でもすぐ来てくれるGrab、ありがたや~。 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。