Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

台湾西部縦断 5 台南の宿

2023-03-04 16:31:43 | 東アジア

2月5日 続き

さて、台南での宿は駅から車で10分弱の場所にある「Thinking Homestay」という民宿。

 
台南で今人気らしいケーキ屋の横の狭い路地を入ると
 すぐにしゃれた入り口が見える。
扉は閉ざされていて、スタッフとの連絡にはLineが必要。最近はどこでもネット環境が必要なので、現地SIMがないと大変。

 
入口を入ると中はちょっと雑然とした骨董屋みたい。壁には古い日本語の看板がいくつもかかっている。

突き当りには中庭をはさんで部屋が見えるが、我々の部屋へは靴を脱いでその手前の階段を上がって行く。
  
2階には共用のミニキッチンがあって、
 
もう一段、急な階段を上がった狭い廊下の先が我々の部屋。

 
入ってすぐは大きなテレビとテーブルセットのあるスペースで
 
その先のベランダへのガラス扉がなんともレトロ。

 
寝室は一段上がった木の床になっていて
  
その奥におそらくキッチンだったと思われるスペース、そのさらに奥がバスルームで、このタイル張りが昭和っぽくて懐かしい。

窓から覗くと他の部屋の窓が見えるが、どうやって行くのかよくわからない複雑な造り。
古い家をうまくリノベーションしていて、チェックインしてしまえばあとはほったらかし、自分の家のように過ごして、最後は鍵をフロントに置いて出て行くだけ。
快適なホテルもいいが、こういう宿が大好き。

 部屋でしばらく休み、暗くなってきたところで夕食を求めて外へ。
 宿からちょっと行くと電飾で華やかな廟が見えて
 
その先にあるのが赤崁楼。
  
鄭成功がここにあったオランダの要塞を攻め落としたのでこの中国風の廟の中は鄭成功万歳だが
 元はこんな形だった。
 
土産物屋もビールからチップス、ポップコーンまで鄭成功様様。

夕食は台南に来たからには担仔麺を食べねばなるまい、と一番の有名店、度小月に行くことにする。
台南には本店があるけれど、歩き疲れていたので赤崁楼のすぐ隣の支店へ。
 するとこれがあけっぴろげの庶民的な店。メニューを見ても大したものがなくて
 担仔麺はともかく、イカなどまずくて食べられない。

後でネットを見直すと本店に行けばちゃんとした席で他の台湾料理も食べられたよう。
メニューを見た時点ですぐに方向転換すればよかった。
台湾の貴重な一食を無駄にして反省。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする