2月6日
昨晩は人でいっぱいだったランタンの路地。
朝の8時には歩く人もいない。
朝食を求めてやってきたのはその向かい側にある永楽市場。
こちらの通りには既に開いている店も多く、バイクが行きかっている。
お目当ては通りの入り口にある「金得春捲」と言う店。
春巻きと言っても揚げるわけではなく、高雄でおじさんが味見させてくれた薄いクレープにたくさんの具を入れて巻いたもの。豚肉、海老、薄焼き卵などに大量のキャベツが入り、ピーナッツの粉と砂糖が入るが砂糖の量は調節もできる。かなりの大きさだがキャベツが多いのでヘルシー、砂糖半量でちょうど良くて、これは気に入った。
この通りには他にも牛肉湯やら碗粿、割包の有名店があって朝食激戦区らしいが
青汁の店やら豆花も気になる~。
と歩いて行くと店先で餅にごまやピーナッツ粉をまぶしている所があった。
覗いているとまた「どうぞ」と1つ味見をさせてくれて、これがおいしい。
そこで買って帰ると、ごまをまぶしたものは中もごまとピーナッツでこれが激うま。
お店の人の笑顔も最高。
さらに行くと暗いアーケードに中に渋い衣類や雑貨が並ぶ一角があって
その先にあるのが水仙宮という廟。
この廟の前にまた市場が広がっていて
朝なのになぜか魚屋などは開いていない。8時過ぎでもう終わってしまったのか、休日なのか。
その代わりお菓子屋さんや総菜屋さんは開いていて
食べてみたいものがいっぱい。
市場を抜けると大通りに出て
お向かいが昨晩来た神農老街。期待通り、平日の早朝にはほとんど人通りもなく
古い家がなるほど絵になる。
提灯にも窓にもうさぎがいっぱい。
突き当りの薬王廟は昼間見るとその細工の細かさがよくわかる。
その隣の大木は明るくなってもやっぱり巨大で、脇が小さな祠のようになっている。
かろうじて見える幹の前に「榕松公」と小さな碑があって、これだけの大木は台湾でもやはり神聖なものなのだとわかるが、それにしては隣の建物の無理やりな建て方!
来た道を引き返して水仙宮市場の横を通ると、今頃になって開いている魚屋がちらほら。
ナマコにスッポン
カエルも魚扱いなのか。手作りソーセージがおいしそうだ。
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