異常に早い今年の桜、ぼやぼやしていたら終わってしまいそうなので、小雨のおととい、かむろ坂を歩いてみた。
濃いピンクの陽光桜はもう半分以上散ってしまった。
けれどソメイヨシノはまだ散り始めたばかりで、薄いピンクのトンネルが続く。
が、空が灰色では桜が映えなくていささか寂しい。
花見のついでに不動前のお気に入りフレンチ、「キャトルアブリール」へ。
この店、駅前の再開発前は武蔵小山にあったのだが不動前へ移転、去年の暮れに同じ不動前ながらかむろ坂沿いに再移転して、動くたびにほんの少しづつ大きくなっている。
オーナーとキッチンスタッフはアフリカ系フランス人、毎回一組はフランス語を話すお客さんがいる。
本日の前菜はニンジンのスープ。今日は寒いので、アツアツのスープがうれしい。
メインには「アンティーユ地方のルガイユ」と言うのを頼んでみた。
ルガイユはソーセージで、ニンニクとハーブが効いている。アンティーユ地方とはどこぞや、と調べてみるとカリブ海のアンティル諸島のことで、グアダルーペやマルティニークが入っている。
だから、と言っていいのか、ご飯は豆入り、ソーセージを煮込んだトマトソースはスパイシーでピリ辛。ボリュームたっぷりで、いかにもビストロ料理。
こちらのお店、前回来た時は軟骨ごと食べるエイのロティがあったし、どっしり重いタルトタタンなどのデザートもおいしい。月に一度は通いたい。
さらに昨日は五反田に用があったので、今度は五反田から目黒まで、目黒川沿いを歩いてみた。
遊覧船が運行する川沿いも五反田あたりは桜の樹も多くないけれど
目黒に近づくにつれて樹が増えて、それと同時に花見客も増える。平日なのに、と思うが、外国人も多い様子。
散った花びらが花筏を作って
やっぱり花のバックは青空が美しい。
花のバックにお城(笑)を見つつ、今年の東京の花見はこれでおしまい、かな?
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。