Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

盛夏の山形 2 天元台

2023-08-04 17:38:37 | 国内旅行

7月31日

朝風呂は昨晩熱くて断念した貸切風呂に再チャレンジ。
 
すると期待通り43℃ほどになっていて、ちょうど目を覚ますにはいい温度。
ここのお湯は宿のHPによると「安部源泉のはぐれ湯を単独引湯した濁り成分の濃いお湯」だそうで、確かに他より硫黄の匂いが強く、つるすべ感も強い。

 朝食も部屋でいただいて、10時になったら活動開始。

 
宿の前の坂道を徒歩で下って行くと眺望露天が良く見える。
 
ヤマブキショウマやツリガネニンジンの花など見ながら
 
小川に沿った急坂をグングン下って行く。

するとロープウェイが見えてきて
  
 20分で昨日バスを降りた天元台湯元駅に到着。
 
表には白布温泉と天元台の案内図があってわかりやすい。

今日は涼を求めて天元台高原に上がってみることにする。
 
ロープウェイとその先のリフトに全部乗ると往復で4200円。しかしリフトのてっぺんでは21℃とうれしい気温。

ロープウェイは5年ほど前に新しくなったそうできれい。
 
10人ほどのお客さんを乗せて出発すると、山の中腹に我が宿の白い建物が見えてくる。
こうしてみると駅からはかなりの標高差、途中の道が木に隠れて見えないので他のお客さんたちからは「あんな所にどうやって行くんだろう」の声が聞こえて楽しい。

 ロープウェイは標高差430mを6分で上る。 到着した天元台高原駅は標高1,350m。
 
すぐ目の前には小さな神社があり、猿のようにペイントされた石からは冷たい長命水が出ている。

この先を歩いて行くと空中展望台があり、その先のテレビ中継所の下にはパノラマ展望台。
  

眼下に米沢市があり、その周りの山々も見えるが、雲が多くなって全体にぼやけてしまった。


反対側にはさらに上に上がるリフトが見えるが
 その前に遠くに見える火焔の滝の展望台に行き
 
10軒ほど並ぶペンションの前を通る。ペンションはスキーシーズンのためのものなのか、どこも営業している様子はなく、その前のテニスコートも随分使われていないようでかなり悲しい状態。

 
気を取り直してリフト乗り場へ。最初は全長544mのしらかばリフト。緑のゲレンデ沿いに上がって行くと
 
あっ、猿がいた。手すりにはトンボがとまってきて、今回ほどたくさんのトンボを見たのは久しぶり。

 
2番目は全長722mのしゃくなげリフト、さらに3番目は1,220mと一番長いつがもりリフトで
 このリフトは途中から急こう配となり
 
杉や松の間を上がって行く。ゆっくり進むリフトは風やにおいが感じられて気持ちいい~。

 
到着した所の標高が1,820m。ここからの眺望はいまいちだが、この先は登山道、ちゃんとした靴を履いてこなかったし、雲も増えてきたのでとんぼ返りすることにする。
各リフトの係のおじさんたちが口をそろえて「下は暑いよ~」と言うのがおかしい。

 
3本のリフトは片道たっぷり20分、景色を楽しみながら天元台高原に戻るのに小一時間使った。

 リフトを降りたらその脇にあるアルブ天元台へ。ここには宿泊施設とレストランがあるので
 
山形ラーメンのお昼。

ここで時間調整をしてロープウェイで湯元駅へ。
昨日自分が乗って来たバスの到着時間に合わせて宿の送迎車が来ると思っていたのだが、バスが到着しても降りるお客さんはなく、結局宿に電話して迎えに来てもらうことに。
聞けば今日のお客さんは皆さん自家用車とのこと。
しかしあの急坂を上るのは絶対に無理。もう一人、同じように連泊だった女性は白布温泉まで徒歩で往復したけれど帰りは死にそうになったと言っていたので、やっぱり迎えに来てもらったのは正解だった。

帰ったらまたお風呂に入って
 今夜の夕食はイワナの塩焼きが付いて一品増えた。


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コメント (2)
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