7月9日
手作り風のものの多いホテルの朝食。
とうもろこしパンがどっしりしておいしい。
チェックアウトしたら高台にあるホテルからリオニ川を渡って街の中心へ。
まわりを劇場など立派な建物で囲まれた広場の中央にあるのはコルキスの噴水。
金色の馬や山羊などたくさんの像が並んでいるが、これらはこの街の周辺から出土した古代の黄金製品を象った物とのこと。この地域では昔砂金が取れ、その採集に羊毛を使ったのがギリシャ神話の金の羊毛伝説の元になったという説明に深く納得。
噴水から歩いてすぐ。
この小さな門を入るとそこはクタイシの市場。
広い野菜売り場にはほぼ毎食出る立派なマッシュルームも見えるし
ハーブ類も文字通りてんこ盛り。
果物も豊富で、特にサクランボや桃類が旬のよう。かご売りのラズベリーはジャムにするのだろう。
添乗員がメロンとスイカを買ってくれたが、スイカは1キロ1ラリ(約60円)だった、と添乗員氏、大喜び。
これまた毎食のように出るクルミもいっぱい、ジョージア人どれだけ食べるのやら。
果物の果汁を干したシートやナッツの周りにつけたチュルチュヘラも色とりどり。
野菜エリアを抜けると天井の高い建物に出て
片側にはチーズ屋さんが並び
もう片側はお肉屋さんエリア。
鶏、牛、羊、豚と何でも揃うが、この市場で魚は見かけなかったような気がする。
香辛料もたくさん売られているが、このカラフルな見せ方は中近東のようだ。
片隅では古着のような衣料品も少し売られているが、ほとんど食料品の広い市場。
グルグル歩き回って、戦利品はこちら。
サクランボは1キロはあっただろう、これで5ラリ。大きなクルミはちょっと高くて500gで10ラリ。
アカシアの蜂蜜も10ラリ。為替レートが悪いので残念ながら安くはない。
その手前のボールはイチジクやベリー類のドライフルーツを固めたもの。これが超うまい!
その隣のミックススパイスの小袋は2ラリ、その上の器に入ったアジカは5ラリ。
アジカとは唐辛子とハーブ類、ニンニクをすりつぶしたもの。売り場のおばちゃんには野菜を付けて食べろと教わったがかなり塩辛い。そこでネットで調べるとこれとザクロソースで肉をマリネするレシピが見つかったので試してみるとこれがおいしい。
冷凍保存してあるが次はどうやって使おうか。我が家には各地で買い集めた調味料類がいろいろあるが、適当に使うので二度と同じものができないのが玉に瑕。
どこの国でも生鮮市場は楽しい。
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