Luntaの小さい旅、大きい旅

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ボルネオ一人旅 8 スカウのモーニング・クルーズ

2020-03-18 17:22:09 | 東南アジア

1月24日

今朝は5時過ぎに起床。
と言うのも6時からモーニング・クルーズがあるから。
動物たちが川べりで行動するのは夕方と早朝だけなのでこういうスケジュールにならざるをえないのだ。

 今日もアメリカ人のお姉さんたちと3人で朝霧の漂う川へ出発。

しばらく行くと同じようなクルーズのボートが何艘も集まっているところがあって、近づいてみると
 
遠いけれど野生のオランウータンが1匹見られた。

 ほかのボートはお客さんでいっぱい。
たった3人で案内してもらえる我々はラッキーだ。

 
 数は少ないが今朝もテングザルを発見。

ほかに今朝多く見かけたのはサイチョウ。
 遠くから撮ったのでわかりにくいが、これは Rhinocerous Hornbill (ツノサイチョウ)。
 
こちらの方がたくさんいた、これは Oriental Pied Hornbill (カササギサイチョウ)。
頭に特徴があるので、慣れるとかなり遠くからでもサイチョウはわかるようになる。

 ボートはやがて狭い水路に入って行って

やって来たのは Ox-Bow Lake (三日月湖)。日本での案内ではこの湖畔を歩くことになっていたが、最近降った雨でトレイルがわかりにくくなり、昨晩のガイド君は迷子になりそうになったとのことでクルーズのみに変更。
大体ジャングルの中を歩くと必ずヒルが出るとのことで、地元ガイドは歩きたがらない様子。

もうだいぶ日も高くなってきたためかサル類は見当たらなくて
 
タカと、なんという名前かきれいな小鳥。
 あとはサギぐらいしか見られなかったが、この湖も静かでとてもいい所。

 しかしキナバタンガン川のこの辺りも片側にはパームやしの畑がもう岸辺近くまで迫っていて、今の環境もやっと守っているとのこと。
 
と案内してくれたロッジのマネージャー氏はもう20数年この仕事をしているという大ベテランで、この人の経験談が実に面白い。
「ある時、座っていた自分のすぐ隣にオランウータンが一匹やってきて、友達みたいに背中をポンポンと叩いて行ってしまった。後で見たら背中にべったり糞を塗り付けられていたんだ」
ボートを操作するおじさんも動物を見つけるのが驚異的にうまくて、この人たちのおかげで3回のクルーズがどれもとても楽しかった。

2時間半のクルーズを終えたら、すぐに食堂で朝ご飯。
 ビュッフェではなく、こんなボリューム満点のプレートが出てきたが、贅沢を言わせてもらえればナシレマがよかった。

食べ終えたら支度をして、9時半にリゾートを出発。
1泊しかしなかったけれど、スカウは本当に来てよかった。

帰路は同じ道を通り、まずはサンダカンで1泊するというアメリカ人たちをホテルで落とす。
 
アジアでは多いけれど、途中のラウンドアバウトにある像が笑える。

その後またセピロックまで戻り、Nature Lodge Sepilokというホテルのレストランで昼食。
今朝までいたBorneo Nature Lodgeと同系列だそうだが
  
 
残念ながら今回の旅で唯一おいしくない食事だった。

ここからサンダカン空港までは30分もかからず
 
カウンターでチェックインすると有料だというので、自動チェックイン機でエアアジアの搭乗券入手。
 
小さな土産物屋などひやかして、20分遅れのコタキナバル行きにに搭乗。
 
途中、キナバル山が今度は麓から頂上まできれいに見えていたのに、ぼーっとしていて写真を撮り損ねてしまった。


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