Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ブータン戴冠式ツアー 4

2008-11-22 02:56:31 | ブータン
11月7日 続き

午後、スタジアムでは祝賀行事が続いているが、ティンプー市内の観光に出る。
既に何度も行った場所だが、タシチョ・ゾンにまだトンドルが掛かっているかも、とグループに付いて行く。

 昨日はあんなににぎわったタシチョ・ゾンも今日はひっそり、ほとんど人影もない。

警備に止められることもなく中庭に入ると
 夜の公式晩餐会の準備中。
 王室の皆様やVIPはここに座るのねえ、と言う椅子を拝見する。

残念ながら昨日のトンドル3枚は片付けられていたが、人目の少ないのを幸い、普段は入れないらしい、広場を見下ろす回廊に入り込む。
 
 
↑これが昨日、戴冠式行事のあった会場。玉座も下に見える。

そしてこの回廊の壁には素晴らしいタンカが。
 
アップリケと刺繍で作られたこの見事なタンカ、おそらくは今だけここに掛けられているもの。素敵なものが見られて、ラッキー。

タシチョ・ゾンを出た後はこれまた定番、ティンプーの町を見下ろすテレビ塔のある高台へ。
 来るたびに定点観測していると、新しいアパートがどんどん山側に増えているのがよく分かる。
 眼下には新しく始まったばかりの国民議会議員たちのための宿舎も建築中。1棟に2人というから随分広い宿舎だ。

山を降りてからは町外れに期間限定で開かれているイベント広場へ。
 入り口からこの人の波。

入ってすぐにはイベント・ステージ。
 ここでは毎晩コンサートが行われて、テレビでゴやキラを着てブータン・ポップスを歌う歌手の姿が放映されていた。

その奥には様々な出店。
 
王様の写真屋さんは大盛況。
  
 
銀細工や木工、布地屋さんにまじって薄型テレビを売る電気屋さんもある。

さらに奥に行くと、なんと、遊園地が!
  
 
すべて人力で動かす乗り物に、子供はもちろん、モダンボーイ達も楽しそうだ。

町の中心、時計台広場でも夜は歌と踊りのイベントが毎晩行われている。
 

ブータンのお祝いはまだ続く。


にほんブログ村 旅行ブログへ  ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上海で1人ごはん | トップ | 北京で2人ごはん »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (lumiere)
2008-11-24 18:10:35
ブータンって何だかとっても良いところなんですねぇ。
新王様との交流のくだり、感動しつつ拝読しました。
一生の思い出に残る経験をされましたね。
なんと素敵な好青年!素晴らしいスピーチ!
お妃になるのはどんな方なのだろう……と、余計なことまで考えてしまいました。ホホホ。
返信する
lumiere 様、 (lunta)
2008-11-25 02:47:21
ブータンいいとこ、一度はおいで。
拙文で少しでもブータンに興味を持っていただけたら、私設ブータン応援団としてはとてもうれしいです。

で新国王、タイでも「ハンサム・ジグミ」と呼ばれて大人気なんだそうですが、ブータン王室は純血主義で、お后はブータン人でなければだめらしいです。残念、ってなにがじゃ。
返信する
Unknown (いの)
2008-11-26 01:52:56
変化を続けるブータンの様子がよく分かりました。
薄型テレビ、売ってるんですね。周りとのギャップが大きい分だけ新鮮に感じます。
国民議会宿舎の大きさに少しドキリ。
今議会にうって出る人達は澄んだ青雲の志を持っていると思いますが、将来的にこれが新たなステータスの象徴になってしまいそうで・・・

ところで一体何回来ておられるんですか、ブータン!定点観測という言葉が、全く大げさに感じられないところが凄すぎて笑ってしまいました(笑)
返信する
いの様、 (lunta)
2008-11-27 01:28:50
ブータンに通っている回数はインドに遊びに行っている回数よりもずっと少ないんですよ~。ただしインドは広大なので、新しく行く所がいくらでもある。それに比べて小さなブータンは同じ所にばかり行くことになっちゃうんです。
それにしても最近はちょっと何回行ったか、恥ずかしくて言えなくなりました(ブータン馬鹿)。
返信する
Unknown (mest)
2008-11-30 00:23:05
祭りと言えば移動遊園地!
カイロの夜を思い出しました。
返信する

コメントを投稿

ブータン」カテゴリの最新記事