4月30日 続き
トクトグル湖畔を出発し、放牧された馬など見るうち運転手が急に車を停めた。

見ると反対方向にも車が停まり、そちらのドライバーが兄弟とやらでしばしおしゃべり。乗客は勝手に降りてブラブラしていて、このゆるさがいいね。

途中、また花など見ながら進むうち、沿道にはピンクの花の樹が目立ちだした。

アルマジロさんに聞くとこれは天山桜という固有種とのこと。

雪山をバックに見事に咲いているところもあって、こんなところで桜の花見ができるとは、と一同大喜び。
さらに来た道を戻ると、道が2つに分かれる分岐点に到達。
西のタラスへ向かう道には門が建っていて

その脇にはキルギスの民族叙事詩の主人公、マナスの像が立っている。
この「マナス」、世界一長い詩としてギネスにも認定されているそうだが、どうやら長すぎて要約不可能らしく、滞在中一度もどういうお話なのか説明はなし。マナスを独立後の国のアイデンティティーにしたいという政治的思惑の方が強そうだ。
ここを過ぎると標高が上がってまわりは白一色になり

分岐から30分で到達するオトマック峠は標高3,326メートル。
なだらかな峠からまたダラダラと降りて行くと

谷が広がって再び馬の放牧が見られるようになる。
さらに広い草原に広がる山羊と羊の大きな群れ。
犬もけなげにお仕事中。
きれいで肥沃そうな谷をすすんで、町らしい町のタラスには19時半に到着。
同じような家の並ぶ住宅地に入って行って

今夜の宿はこちらのゲストハウス。正面はさほどでもないが奥に長い大きな家で

ベッドルームは5部屋ほどある様子。
入り口脇には縁台があり

ダイニングは庭に建てられたユルト、とキルギスらしい演出もぬかりない。
中は15人が余裕で座れるほど広くて

天井の明り取りがなるほど国旗の通りだ。

食事はサラダとビーフン炒めだけれど、短く折られたビーフンがここがお箸の国ではないことを物語っている。
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トクトグル湖畔を出発し、放牧された馬など見るうち運転手が急に車を停めた。


見ると反対方向にも車が停まり、そちらのドライバーが兄弟とやらでしばしおしゃべり。乗客は勝手に降りてブラブラしていて、このゆるさがいいね。



途中、また花など見ながら進むうち、沿道にはピンクの花の樹が目立ちだした。


アルマジロさんに聞くとこれは天山桜という固有種とのこと。


雪山をバックに見事に咲いているところもあって、こんなところで桜の花見ができるとは、と一同大喜び。
さらに来た道を戻ると、道が2つに分かれる分岐点に到達。



その脇にはキルギスの民族叙事詩の主人公、マナスの像が立っている。
この「マナス」、世界一長い詩としてギネスにも認定されているそうだが、どうやら長すぎて要約不可能らしく、滞在中一度もどういうお話なのか説明はなし。マナスを独立後の国のアイデンティティーにしたいという政治的思惑の方が強そうだ。
ここを過ぎると標高が上がってまわりは白一色になり



なだらかな峠からまたダラダラと降りて行くと


谷が広がって再び馬の放牧が見られるようになる。
さらに広い草原に広がる山羊と羊の大きな群れ。


きれいで肥沃そうな谷をすすんで、町らしい町のタラスには19時半に到着。



今夜の宿はこちらのゲストハウス。正面はさほどでもないが奥に長い大きな家で


ベッドルームは5部屋ほどある様子。
入り口脇には縁台があり


ダイニングは庭に建てられたユルト、とキルギスらしい演出もぬかりない。




天井の明り取りがなるほど国旗の通りだ。


食事はサラダとビーフン炒めだけれど、短く折られたビーフンがここがお箸の国ではないことを物語っている。

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