8月10日 続き
キコス修道院を見学後、道を戻ってペドラス村へ。
立派なギリシャ正教の教会が目立つこの村はさくらんぼで有名なのだそうだが、
この季節の村の家々はどこもぶどう棚が涼しげな陰を作り、実がたわわに実っている。
表通りにはちょっとした店も並ぶが、店の人に愛想はない。不親切ではないのだが、キプロス人は総じてあまり愛想が良くないよう。
この村で昼食後、本日3つ目の教会、アルハンゲロス・ミハイル教会へ。
15世紀に作られたこの教会も世界遺産。地面まで届く片屋根がなんとも個性的な外観。
ぎっしりとフレスコ画に覆われた内部、ちょうど管理人がいなかったので「フラッシュなしなら」とガイドから撮影の許可が出た。ラッキー!
ビザンチン様式のフレスコは1980年に修復されたこともあってとても良い状態。
教会の名前にもなっている大天使ミカエルに聖ジョージはおなじみのモチーフ。
壁画フェチとして今回のキプロスで一番の興味はこのトロードスの教会だった。
実際見てみると、ビザンチンの影響が濃いながらやはり鄙びて素朴な印象。そして内部の壁画よりも実は教会の建物の方が印象に残りおもしろかった。
博物館で買ったこの本を見るとキプロス中に魅力的な教会はたくさんある。今回のツアーでは残念ながら3ヶ所しか見ることができなかったが、ひたすら古い教会ばかり巡ったらさぞ面白いだろうと思う。そんなマニアックな旅、普通の旅行社のツアーにはならないかもしれないけど。
ペドラス村からは山を下ってオモドス村へ。
周りをブドウ畑に囲まれた明るい「昔ながらの村」で、駐車場には観光客の車がたくさん停まっている。
村の中心にはお土産屋さんが軒を連ねているし、
この村名物のレースを編むおばあちゃんは「買いなさい!」と結構強引だったりするが
ちょっと奥に入ると普通の生活が静かに続いていて
その合間に古いブドウ絞りの小屋が残されていたり、ガラスの工房があったりするのがほどが良くてよろしい。
村の中心にある修道院もいまだ現役。
歴史ある村は生活が続いてこそ魅力的なのだと、有名になるとすぐ村全体をディズニーランド化してしまう某国は早く学んでほしいものだ。
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キコス修道院を見学後、道を戻ってペドラス村へ。
立派なギリシャ正教の教会が目立つこの村はさくらんぼで有名なのだそうだが、
この季節の村の家々はどこもぶどう棚が涼しげな陰を作り、実がたわわに実っている。
表通りにはちょっとした店も並ぶが、店の人に愛想はない。不親切ではないのだが、キプロス人は総じてあまり愛想が良くないよう。
この村で昼食後、本日3つ目の教会、アルハンゲロス・ミハイル教会へ。
15世紀に作られたこの教会も世界遺産。地面まで届く片屋根がなんとも個性的な外観。
ぎっしりとフレスコ画に覆われた内部、ちょうど管理人がいなかったので「フラッシュなしなら」とガイドから撮影の許可が出た。ラッキー!
ビザンチン様式のフレスコは1980年に修復されたこともあってとても良い状態。
教会の名前にもなっている大天使ミカエルに聖ジョージはおなじみのモチーフ。
壁画フェチとして今回のキプロスで一番の興味はこのトロードスの教会だった。
実際見てみると、ビザンチンの影響が濃いながらやはり鄙びて素朴な印象。そして内部の壁画よりも実は教会の建物の方が印象に残りおもしろかった。
博物館で買ったこの本を見るとキプロス中に魅力的な教会はたくさんある。今回のツアーでは残念ながら3ヶ所しか見ることができなかったが、ひたすら古い教会ばかり巡ったらさぞ面白いだろうと思う。そんなマニアックな旅、普通の旅行社のツアーにはならないかもしれないけど。
ペドラス村からは山を下ってオモドス村へ。
周りをブドウ畑に囲まれた明るい「昔ながらの村」で、駐車場には観光客の車がたくさん停まっている。
村の中心にはお土産屋さんが軒を連ねているし、
この村名物のレースを編むおばあちゃんは「買いなさい!」と結構強引だったりするが
ちょっと奥に入ると普通の生活が静かに続いていて
その合間に古いブドウ絞りの小屋が残されていたり、ガラスの工房があったりするのがほどが良くてよろしい。
村の中心にある修道院もいまだ現役。
歴史ある村は生活が続いてこそ魅力的なのだと、有名になるとすぐ村全体をディズニーランド化してしまう某国は早く学んでほしいものだ。
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いい村ですね~。
ホント、あまり 他の旅行社には無いツアーですね。 さすが E社。(笑)
住み続けてこそ!私もそう思います。
テーマパークになっちゃうって イヤですね。
石造りの建物も魅力的。歩いてみたいです。
歴史ある村は生活が続いてこそ魅力的なのだ、というのは、まさにそうですね。何気ないことこそが貴重で普遍性があると思うんですが、ランドになるとすぐに消費されて終わってしまいそう。
全体に、頑固な感じが漂ってきます。これも大事なのかもしれませんね。
先史時代から現代まで続く侵略続きの歴史を思うと頑固でなければ存続できなかったかも。
観光立国の割には愛想なしなのも同じ理由かな、なんて思います。
フレスコ画お見事ですね。
ノーフラッシュならOKってところ、もっと増えるといいのになあ。
ノーフラッシュの許可は本当にもっと増やして欲しいですよね。写真を撮るだけなら何も傷まないし、博物館とか記録と記憶に残したいものがいっぱいありました(記憶だけではムリ!)