Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

「大覚寺展」@東京国立博物館

2025-02-26 14:53:30 | 機内食・映画・美術展

天王洲アイルからは今度はモノレールに乗車。
 これに乗ったのは何年ぶりだろうか。
浜松町までたったの一駅だが、周りに高層マンションがいっぱいできていることにびっくり。

浜松町からは山手線に乗って、おなじみ上野の東京国立博物館へはしご。
すると入場口に行列ができていて、何事かと思ったら
 
原因はこのネコ。表慶館の前で90分待ちとなっていたのは週末で終了となるためだったらしい。この日は平日だったのに若いおねえちゃんたちがいっぱい。

が、若くないおばさんの目的は平成館のこちら。
 「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」

京都の大覚寺は平安時代の嵯峨天皇が離宮を造ったのが始まりとのことで、真言宗のお寺となってからも皇室と縁の深い格式高い寺院とのこと。
なので最初の3室の展示は天皇の肖像やらご真筆(宸翰)が多くて、平安時代の明王像5体の他は正直言って興味なし。
一番人気で長い列ができていたのは「薄緑」と「鬼切丸」という刀だけれど、これもまったく素養がなくてスルー。それにしてもなぜ最近こんなに刀剣が人気になったのだろう。

これらをさっさと通り過ぎて4室目に入ると、この先は障壁画の大展示で、しかも写真撮影可とうれしい配慮。
これらは徳川家康の孫で皇室に入内した東福門院和子の女御御所を移築したものとのことなのでなんとも贅沢。
 

 
障子の下のうさぎたちはかわいいし
  
 
ちょっと地味な墨絵も細かい所まで楽しい。

 
「御冠の間」は門跡の執務室を再現したものだそうだが、襖の金具には菊と葵の両方が入っているなど、芸が細かい(笑)。

最後は平成館の大きな部屋を生かして障壁画がずらりと圧巻。
 特に狩野山楽による牡丹図。
 
   

そして同じ山楽の紅白梅図
 
 豪華絢爛だけれど、こういうものに囲まれて暮らすのはどんな気分だろう。

最後は上野駅構内のペンスタカフェで
 
うっかりスイカペンギンのカップ付きプリンを食べてしまった。
ネコには反応しないけれど、ペンギンには弱いのだ。


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