異世界から来たダークエルフのミューナさん。なぜ彼女が異世界からやってきたのかは描かれていないが、一人でこの世界にやってきたらしい。だから元の世界の知り合いは、この世界にはいないようだ。なぜか、たこ焼きの移動販売店でバイトをしている。
ミューナさんは、そこの店長のリョウ君といっしょに暮らしているらしい。黒ギャルをやっているのも、リョウ君が、この世界で浮かないように勧めたかららしい。実はリョウ君が黒ギャル好きなだけだったようだ(笑)。そんな訳で、二人はラブラブ・イチャイチャ。でもエッチな場面はまったくないので、期待しないように(笑)
正直、絵はそれほどうまいとは言えないと思うが、このミューナさんがとっても可愛いらしいのだ。エルフといえば、あの特徴的な耳だ。ミューナさんの感情は直ぐ耳に出る。そして表情にも。そのときの仕草がなんともいえない。確かにダークエルフが黒ギャルになってもそれほど違和感は感じないし、黒ギャルが実はダークエルフだとしてもそれほど驚きはないだろう。
この作品を読んでいると、ほのぼのとした気持ちになってくる。
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※初出は、「風竜胆の書評」です。