文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

ばくおん!!(3)、(4)

2021-01-17 09:15:11 | 書評:その他

 

 

 (3)、(4)巻のレビューになります。

 この作品は、女子高生×バイクというあまり見かけないコンセプトの作品だ。ヒロインは丘乃上女子高等学校1年生の、佐倉羽音という少女。彼女の仲間は、モジャことバイク屋の娘の天野恩紗、スズキのカタナ乗りの鈴乃木凛、いつからいるのか分からない来夢先輩、お金持ちのお譲様の三ノ輪聖。ちなみに凛以外はバイク部だ。それぞれ、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、ドゥカティのバイクに乗っている。

 ちなみに、聖だけはクラスが違い、B組(通称ブルジョワ組)の所属で、どのくらいお金持ちかというと、中等部のころは、自家用ヘリで通学していたくらいである。

 3巻では、文化祭の催しとして、バイク部+凛が愛車に乗ってバイクダービーを行う。このレース、誰が一着かを賭ける(いいのか)のだが、ぽんと300万円を出したのが校長のたづ子。親の年金を借りてきたらしい。しかしたづ子の賭けた来夢先輩がいきなり大転倒。果たしてレースの行方は。

 4巻では新しいキャラが、バイク部の新入部員候補として登場する。中野千雨というバイクレースのチャンピオンだが、体がちっちゃく、普通のバイクでは足が地面に届かない。彼女は丘女を受験するために学校に来たが、果たしてバイク部に入るのか。

 そしていつもスズキのバイクをディスっている恩紗が、凛からスズキ愛好症をうつされた。果たして恩紗の運命は?

 一冊の中に、いくつも笑いどころがあり、今一番気に入っている漫画のひとつだ。出てくる少女たちも可愛らしい。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

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観念結晶大系

2021-01-15 10:11:28 | 書評:小説(その他)

 

 本書は、添付の帯によれば「思弁小説」に分類されるらしい。この「思弁小説」というのがよく分からなかったので調べてみた。どうも「Speculative fiction」の訳で、SFに哲学的な要素を入れたものらしい。

 「哲学」と聞いた時点で、私の読書欲は大分低下したのだが、一応文字が書いてあれば何でも読む私。試して見なくては本当のところは分からない。しかし、正直本書を読み進むのに苦痛さえ感じた。タイトルに「観念」とあるように、本書はあまりにも観念的なのだ。

 普通はプロローグで読者の興味を引くのものなのだが、私にはそういうことは全くと言っていいほどなかった。

 恐らく本書の評価は両極端に分かれるものと思う。私などは根が理系人なのでそれほど高い評価はつけないし、読んでいて何回放り投げようと思ったか分からない。何が言いたいのかよく分からないからだ。しかし、文系文化人は、そこが良いと、本書を高く評価するかもしれないと思う。

 私の場合は、本書を読んでまず思ったのは、もう二度と「思弁小説」なるものに手を出さないぞということ。


 それにしても、この本を読んでいると理工関係の専門書を読みたくなるのはどういう訳だろう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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放送大学試験問題の解答を投函してきた

2021-01-14 15:57:55 | 放送大学関係

 今日、放送大学試験問題の解答をポストに投函してきた。本来は学習センターで試験があるのだが、今年度はコロナの影響で自宅受験。受験したのは「データベース」。あと2単位で卒業なので、おそらくこれで6回目の卒業になるだろう。残りは、「生活と福祉コース」しか残っていないが、ここまできたら、今のところ、全部コンプリートするつもり。昔だったら名誉学生になって、科目取り放題だったと思うとちょっと残念。というか、昔だったら6科目取った時点でコンプリートしていた。ところが「情報コース」が出来たときに、既習の2専攻が1つになったため、結局7コース修了しないとコンプリートできなくなった。カリキュラムをいじくるのもいいが、既修者に不利にならない方法を考えて欲しいものである。さて、これからは秋田大学の通信教育を集中的にやるか。

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ピノピノよもうよ いちご たべすき!

2021-01-13 10:00:19 | 書評:その他

 

 

 本書は「ピノピノ」シリーズの一つです。ピノピノとはくまの男の子。ルゥというガールフレンドもいます。今で言えばリア充でしょう。でもまだ小さいので、少しアホなところがあります。

 例えばタイトルのようにいちごを食べ過ぎて、お腹が痛くなり、毛が抜けてしまうのです。でも、お母さんあわてず騒がず、

「なんにちか したら、おさまるわ」(p20)


さすがはくまです。野生動物です。少々のことでは慌てません。

 この他にも、絵描きが森の絵を描いているのを見て、森を盗んでいると思ったり、きつねのお婆さんにからかわれて、お月さまを大きな蜂の巣だと思ったり。でもアホな子ほどかわいい。ピノピノ君とっても可愛いのです。

 くまの世界にもジャ〇ア〇のような存在がいるようです。ピノピノとルゥがベリーを探しているとき、バルバウという二人より少し大きなこぐまが近づいてきました。最初はおとなしかったのですが、ベリーの沢山なっているところに来るとがらりと態度が変わります。威張り始めて、2人にベリーを集めるように命令するのです。もちろんバルバウは、それなりのしっぺ返しを受けるのですが。

 可愛らしいこぐまのピノピノ。一度読めばあなたもきっと夢中になるでしょう。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

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高1ですが異世界で城主はじめました

2021-01-11 12:33:15 | 書評:その他

 

 

 主人公は、清川ヒロトという限海市というところにある堂心円高校の1年生。ある日、幼馴染の相田相一郎といっしょに謎の古地図を見ている時に、二人で異世界に召喚されてしまう。

 そこは、異世界人はディフェレンテと呼ばれ、精霊、エルフの他に、ヴァンパイア属やミイラ族、骸骨族といった種族がいる。人間は後ろの二つと一緒に暮らしているのだが、骸骨族はまだしもミイラ族は嫌われているようだ。

 ヒロトたちは、彼らを召喚したソレム城主ウルカンからヴァンパイア退治を命じられるが、そのヴァンパイアは美少女だった。意外な方法でこの問題を解決するのだが、こんどはウルカンが精霊の呪いで死んでしまう。

 彼らはエルフを呼ぼうとしていた。エルフはものすごい土木技術を持っており、彼らが住み着くと町が発展するからだ。この精霊というのが、結構怖く、間違ったことをすると、呪いで人が死んだり、骸骨族に変わったりする。骸骨族とは文字通り骸骨が動いているやつである。よくラノベなんかでスケルトンが登場するが、あれを思い浮かべるといいかもしれない。但し、こちらの骸骨族は知性がある。

 なりゆきでソレム城主になったヒロトだが、世話係に、知り合ったミイラ族の少女を指名する。ミイラ族とは全身に包帯を巻いている種族だ。ところが包帯の下はとんでもない美少女。

 この作品から読み取れることは、人は根拠のない差別をしたがるということだろうか。嫌われ者のミイラ族に属する少女は、ものすごい美少女だ。しかしその実態を見ずに人々は差別をする。その不合理さを感じざるを得ない。

☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

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Bon Voyage! 世界に恋する旅時間 (KanKanTrip24)

2021-01-09 09:33:46 | 書評:その他

 

 著者は、イギリスに留学したことをきっかけにすっかり旅の魅力に嵌ってしまったようだ。紹介されているのはヨーロッパが中心だが、一部アフリカやアジア、南アメリカの都市た入っている。その数なんと26カ国88都市。多くの写真に、それを解説したエッセイが添えられ旅情を誘う。

 まず思ったのは、風景が日本とはまるで違うということ。家一つとっても、日本は集合住宅を除けば、木造の家が多い。しかし、紹介されている場所には、レンガ造りや石造りと思われる家が多いのだ。一般に木造の家よりは石造りの家の方が耐用年が長いので、おそらくかなり昔に建てられた建物が残っているのだろう。これらが独自の風景を作り出し、行ってみたいと思わせる。もちろん自然の風景も日本とは違う。

 私は飛行機が嫌いなので、殆ど日本から出たことはない。だが、この本を見ていると、これらの国にも行ってみたくなる。今はコロナ禍で旅行も思うようにできないが、この騒ぎが終息し、機会があれば自分の目で見てみたいものだ。読者も、このような本を参考に、自分の見たい風景を探して歩くのも楽しいのではないかと思う。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

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チャンピオンRED 2021年 02 月号

2021-01-08 10:02:33 | 書評:その他

 

 昔は、マンガ本に限らず色々と雑誌を買っていたのだが、年齢とともに買うのを止めていった。専門的な雑誌は、もうその雑誌で読んだ知識を実務で使うことはないだろうという思いから。マンガ本は、想定されている読者の年齢と私の年齢が乖離してきたためだ。しかし、この雑誌だけはずっと買っている。理由はとにかく懐かしいからである。

 なにしろ私の青春時代?に読んだ作品のリメイク版が沢山載っているのである。載っているものを列挙すると、聖闘士星矢、どろろ、エコエコアザラク、サイボーグ009、銀河鉄道999。もちろん多くの作品は、本来の作者が故人となっているので、直接描くことは不可能だ。そこで、本来の作者を原作として、絵は別の人が描いている。中には絵柄を見ても、本来の作者と比べてそれほど違和感はないが、絵柄が現代風になって綺麗なので、より私の趣味に合っているものもある。

 一つツッコミたいのは「ニンジャスレイヤー」。どうもアメリカ人コンビの書いた小説が原作のようだが、一度読んでみると良い。いったいどんな日本観や忍者観を持っているんだと絶対にツッコミたくなるから。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

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秋田大学通信教育「地震」の学習単位認定試験結果が返ってきた

2021-01-07 16:21:53 | 秋田大学通信教育

 先ほど郵便受けを覗くと、秋田大学から「地球科学コース」のうち「地震」の学習単位認定試験結果が返って来ていた。結果は100A。これでこのコースも2単位目。「一般科学技術コース」の分も合わせると5単位である。まだ新コースになって半年くらいだが、今回はかなりペースが速い。それにしても、自分があまり詳しくない分野にチャレンジするのもいいものだ。

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俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件(1)

2021-01-07 16:18:43 | 書評:その他

 

 これも異世界ものに分類されるが、他の異世界ものの作品とは少し違う。普通の異世界ものは、主人公が、異世界に転移なり転生して無双するという話が多いが、この作品では、異世界から向うが転移してくるのだ。

 主人公は、佐伯莞爾という32歳の脱サラ農家の青年。ある日彼の家に、一人の女騎士が転がり込んでくる。その名乗りは、「エウリーデ王国 メルヴィス伯家が長女クリスティーナ・ブリュンヒルデ・フォン・メルヴィス(愛称クリス)」。それに対する莞爾の反応は「長い」

 一晩泊めてくれと言うクリスに、男と二人きりになってしまうという莞爾に、オークに凌辱されるよりは、人間に夜這いをかけられる方がマシと答えるクリス。結局クリスは莞爾の家にとどまり、農業を手伝うことに。

 実はクリスは、蛮族たちの戦いに敗れ、オークに追われて、崖から落ち、気が付けば莞爾たちの世界にいたと言う設定だ。

 甲冑姿のクリスは凛々しいのだが、まだ18歳。莞爾の農業を手伝うときの格好はジャージに麦わら帽子に長靴。莞爾の感想は「体験学習で農家に現れた高校生みたいだ!」

ところでクリスの視点では、見るもの聞くもの初めてのものばかり。これは究極の異文化体験だろう。さてさてこの後物語はどうころがっていくのか。

☆☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

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ピノピノよもうよ ねむくないの!

2021-01-05 09:42:26 | 書評:その他

 

 ピノピノは、熊の男の子です。ルゥというガールフレンドもいるので、羨ましいと思う人もいるかもしれません。

 描かれているイラストを見ると、全身に寝癖があるような感じですが、これ実は、毛がカールしているらしいのです。ちなみに、ピノピノのチャームポイントだということです。

 よく見ると、他の熊さんにも、ピノピノほどではありませんが、毛が描かれています。日本の絵本なら、毛までは描かないと思うのですが、これも文化の違いでしょうか。でもピノピノ君、とっても可愛いのです。可愛い者好きな人なら、直ぐにピノピノ君に夢中になるかも知れません。

 収録されているのは、「はちみつとり」、「かなしそうな くま」、「いけで ゆらゆら」、「森の かじ」、そして副標題でもある「ねむくないの!」の5つの連作短編。

 この巻でピノピノは色々な体験をします。長い間、行方不明だったルゥのパパが見つかったり、あわや森が火事になりそうになったり、冬眠したくないと、暖かいところに行くために渡り鳥についていって迷子になったり。

 最近は、人間の住んでいるところに熊が出て来て問題になっています。でもこんな可愛らしい子熊なら話は変わってくるのでしょう。漢字にはルビが振ってありますので、小さくてもある程度の子供さんなら自分で読めることと思います。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

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