チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ドックフード

2014年05月05日 | 香港

曇、21度、96%

 ほんの2週間ほど前のことです。香港の新聞に香港で売られているドックフードの80%には発がん性物質が含まれていると書かれていました。同じく、テレビのニュースでも流れています。翌朝の散歩の時には、ゴミ置き場にたくさんのドックフードが捨てられていました。次の日の朝もまた、ドックフードが捨てられていました。きっと、この現象は我が家周りだけに限ったことではなかったのでしょう。その日の昼のニュースでは、ドックフード全部が悪いわけではなく、ドックフードは犬には一番バランスがよい食べ物だという、獣医さんの話がニュースで流れました。

 我が家で過ごした犬たちは、モモさんも含めてほとんどドックフードを与えませんでした。急な用事で出かける時などの為に買い置きはしてあります。 ロイアルカナンのパグ用に切り替えたのは、モモさんが8歳を過ぎてから。それまでは、ヒルズのものでした。基本的には夕飯時にささみとそのスープに、ほんの20粒ほどのドライフードをあげています。一日、モモさんが食べるドライフードはせいぜいその20粒。朝は小さなサツマイモ一本にリンゴ4分の一、そして私と一緒にパンを食べます。

 そんな食生活ですから、ドックフードが悪いとかいいとかいうことは私には分かりません。そのうえ、ここは香港です、このドックフードにいたっても世界中からやって来ます。アメリカ、イギリス、フランス、日本、韓国、タイ、中国。日本の郊外型のスーパーのペット用品売り場のドックフードの種類の多さにも驚きますが、香港ではまず、どこの国で作られたもの確かめる為に裏書きを読むのに一苦労です。ロイアルカナンのこのドライフードも日本語表示がありません。フランスからの輸入品です。別の店では日本語表示のものも売られていて、そこは、日本から輸入したといっていました。お値段はほとんど変わりません。

 あまりドックフードを与えない我が家ですが、確かに衛生的にも栄養バランスもドックフードはいいと思います。ただ、折角一緒に生活している仲間です、同じものを一緒に食べたいと思います。おやつも私と一緒、つまみ食いも私と一緒です。

 私が家を空ける時にはささみの用意をするのは大変なので、目先を替えて、ウェットな缶詰を買っておきます。見出し写真は初めて見つけたパグの写真の缶詰です。これは子犬用ですが、成犬用はコリーの写真だったので、こちらを買いました。いつもはささみですので、牛肉とラムのものです。缶詰をモモさんに用意してくれるのは主人かお手伝いさん。蓋を開ける時から、大喜びだそうです。

 このパグの写真の缶詰、家に帰って裏書きを見ると、なんとマルタで作られたものです。マルタ、あの地中海に浮かぶ小さな島国です。マルタに牛はいるのかな?マルタに羊はいるのかな?昨日は、ひっくり返ってそんなことを考えていました。そして、マルタといえば、私には中学の頃はやった「マルタ島の砂」ハーフアルバートの曲を思い出させます。それにしても、香港には世界中からものが集まってきます。

コメント (2)
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