晴れ、28度、88%
先週3日続けて、Beautiful!と言われました。そして、写真を撮ってもいいですか?とも尋ねられました。私ではありません。見出し写真の方がその当事者です。私自分に言われたお世辞は、鵜呑みにして喜ぶタイプですが、この方が、Beautiful!と言われますと、首を傾げます。
英語が母国語の方の仰るBeautifulは、私たち日本人が捉えている意味よりもっと広義です。そうは知っていても、Beautifulと聞けば、日本人の私は、うつくしいと思ってしまいます。この方には申し訳ないのですが、うつくしい?と思う私です。実はこの方、モモさんはほんの4年ほど前までは、Gougeous!と褒められていました。今より体重が2キロほど多かった頃のことです。GougerousもBeautiful同様、日本人がイメージする意味合いとは若干違うようです。まあ、どちらを言われても、当のご本人、一向に気に掛けません。香港人には、肥仔(フェイチャイ)と呼ばれることもあります。 日本語のブタとは違い、この肥仔(オデブちゃん)には親しみと豊かさが込められた言葉です。
先日は観光客と思われる可愛い女性が写真を撮りたいと、おっしゃいます。実は最低でも週に一回は、どなたかが写真を撮ってくださいます。このお嬢さん、写真を一緒に撮りたい、つまりツーショットをお望みでした。 もちろん、ご要望を叶えてあげましたが、当のモモさん、いささかウンザリ気味でした。
こう書きますと、モモさん、いかにも愛想のいいように思われますが、超が付く無愛想者です。他所の方に、滅多にシッポなんてお振りになりません。名前を呼ばれても、素知らぬ顔。
そういえば以前、日本人のお兄さんがたが写真を撮りたいと英語で尋ねてくださいました。私が「いいですよ。」って、日本語でお返事したら、それはそれはびっくりしています。きっと、日本人には見えなかったのでしょうね、私は。
香港島セントラルから山向きに向かう、ヒルサイドエスカレターの一番上の辺を、夕方の6時頃、ウロウロとお散歩しています。この顔のパグさんを見かけた方は、お気軽にお声をかけてやってください。