チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

金のメッシュの靴 PRADA

2014年05月29日 | 身の回りのもの

晴れ、28度、84%

 我が家から歩いて15分のところに、2カ所も大きなショッピングモールがあります。香港中、今やショッピングモールだらけですが、我が家に近いこの2カ所、どちらも、ハイエンドな一流ブランドがぎっしりと入っています。おかげで、ファッション雑誌など見ずとも、この2カ所をぐるりと廻るだけで、そのシーズンの流行が分かります。レース遣いの服や明るいレモンイエローがこの夏の主流のようです。こうした一流ブランドの物も所変われば品変わるで、日本のお店に並ぶ物、香港のお店に並ぶ物、全てが同じではありません。日本人向け、今の香港なら中国人向け、バイヤーたちの好みも加わります。

 服装の移り変わり、めまぐるしいほどにその年その年の物が打ち出され、若い方や流行に敏感な人はうまくその浪に乗ってサーフィンをしているようです。流石にこの年齢になると、自分に似合わない物は着たくはありません。冒険心などという前に、毎日見て来た自分です。背の低い小さな私が裾広がりのパンツなど履けたものではありません。それでも、新しい物を見る、手にとってみる、これは身につける云々の前に、精神的なリフレッシュになります。

 年が明けると並び始める春夏ものです。この夏の靴で気になっていたのが、BottegeVenetaのメッシュの靴。Bottegeのものだから革だと思われるでしょうが、なんとラフィアで編まれています。つま先は革ですが、あとラフィアです。形はバレーシューズ。メッシュの靴の持つ私のイメージは、年配の方の靴です。ところがカチッとしたメッシュでなければ、とてもラフに見えます。

 金色のバックベルトの少しヒールが着いたメッシュの靴は、Dolce&Gabbanaで見ました.DGの服にぴったりな女性的な柔らかなメッシュの靴です。色白なほっそりした人がトロリとしたワンピースに履くと素敵だろうなあ、と想像します。

 実は、4年ほど前に買ったままほとんど履かない金のメッシュの靴があります。 金の靴と言うと派手に聞こえますが、素足に履くと意外に目立たないものです。ところが柔らかなメッシュの靴は、雨に当たると伸びてしまいます。それでなくても湿度や汗で傷みがはやく出ます。だからしまい込んでいたのではありません。買ったものの、何となく気持ちが靴に馴染まなかったのです。服も買ってもすぐに着ないものがあります。ちょっと?と思う時です。それでもたいていは、次のシーズンになると大活躍をしてくれる物たちです。服や靴と私、お互いが気持ちが寄り添うまでに、時間がかかるケースです。このPRADAの金のメッシュの靴もやっと今年になって、ピッタリと馴染んで来てくれました。

 ほかの靴のように10年以上も持たせるのは無理かもしれません。柔らかですから、シューツリーも入れていません。雨が降りそうな時は、決して履きません。今日は一日晴天です。

 柔らかなメッシュの靴をお買いになる時は、ハーフ、もしくはワンサイズ小さめを買われることをお勧めします。

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