チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

モモさん 11歳と5ヶ月

2015年06月29日 | もも

晴れ、28度、82%

 自分が還暦を目の前にしている現実を、ふむふむと考えていると、いつも家の中では直ぐ隣で寝ているこの方もまた、随分とお歳になったと気付きます。お家にいる間は殆ど寝ています。ご飯を食べて、ネズミちゃんと遊べば直ぐにゴトン。

 この方、はい、モモさんです。お外のお散歩、日に2回は欠かしません。おトイレも兼ねていますが、犬のお友達に会えますし、ぷらりぷらりとマーキングをして廻ります。我が家は斜面に建っているので、お外に一歩出れば坂の上り下り、階段の上り下りが待ち構えています。しかも、この香港、行けども行けどもアスファルト。夏は熱くなったその道を歩きます。お顔がそのアスファルトの道にぐっと近いモモさんは、反射熱で息を吸うのも大変なはずです。その上、あのお鼻ですからね。

 5歳前後に一度に後ろ両足の関節を傷めました。痛みもひどくて、歩くのも苦しく、巻き上がったしっぽは垂れっ放し。見るも無惨なモモさんでした。手術とも言われましたが、月一度の注射と階段、坂、ソファー、ベットの上り下りは抱えての数ヶ月、いつものモモさんに戻りました。それでも、散歩で足を使います。無理が来る前に、犬用の乳母車を買うつもりでいました。好きなだけ、お外に連れて行ってあげることが出来ます。歩くより遠くまで連れ出してあげれます。そう思いながら、未だに買わないでいます。

 夕方の散歩の時だって、まだ暑さが残る中、なんだ坂こんな坂、と坂道を上るモモさん。「ゆっくり上りなさい。」という私を引っ張って、階段を駆け上がるモモさん。前足より細い後ろ足を後ろから見ている私は、その姿が健気に思えます。朝の散歩の小さな水路では、 こんなお顔をして、お腹を冷やしています。

 でも、早晩、例の犬用の乳母車は必要です。私の家のデスクは、2人が並んで座れる長さで、ローラーの付いた椅子が2脚並んで置かれています。その一つに私が座ってPCに向かっていると、もうひとつの椅子にはモモさんが必ず寝ています。最近、乳母車の練習と称して、ローラー付きの椅子にモモさんを乗せて家の中を動きます。なんだか居心地の悪そうなモモさんです。主人のベットに横付けしました。 「さあモモさん、これならベットに飛び乗らなくてもいいね。楽だね。ベットにどうぞ。」よく事態が掴めていないのか、次の瞬間見ると、 この状態でした。

 いつか、モモさん用の乳母車が我が家にやって来る時が来ます。それまで、元気に歩こうね。モモさん11歳5ヶ月、11歳6ヶ月に向けて行進中。

コメント (2)
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