チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

リチャードジノリ イタリアンフルーツ

2014年12月01日 | 身の回りのもの

小雨、22度、72%

 12月に入る前から、私は毎年同じ事をしています。主婦ですから当たり前です。そんな私が書く事が出来るのは、また、毎年同じような事ばかり。11月も末になって来ると、クリスマスカードの準備やらの傍らで、食器棚の整理と掃除、銀器を磨き上げておきます。ちゃんとガラス戸の付いた食器棚ですが、何処からともなく、モモさんの毛が侵入していたりします。

 もう、これ以上は増やす事がない洋食器です。いろいろなシーンで、これらの食器たちは充分活躍してくれています。3種類も揃えてしまった洋食器です。どれも、私の料理の範囲で使えるフルセットです。30代初めに、香港に来たばかりで求めたのは、リチャードジノリのムシカという、非常に珍しいと言えば聞こえがいいのですが、マイナーなラインです。私の家以外で、雑誌のグラビやですらこの食器を見たことがありません。 形のパターンは、ジノリのクリッパーと同じ物ですが、金線が入ってその内側が細いブルーグレーのラインにアールデコっぽく鉄赤の模様が入っています。きれいな形で、洋食にも中華にも、和食の取り皿にも使える柄です。

 まだ、返還前の事ですから、20年以上前に、何かのお礼で、 ジノリのイタリアンフルーツのシェルヂッシュをいただきました。こちらはとても人気のあるパターンで、お値段もいいものです。手持ちのムシカと一緒に使ってみました。長いところが23センチ程もあり、フルーツ柄がインパクトがあるのに、ムシカの皿たちの間で、この皿だけでは少しもの足りません。そこで、 同じイタリアンフルーツの変わり小皿、共に10センチ程度の小さなものを2つ買い足しました。オリーブをのせたり、パルメザンチーズを入れたり。

 テーブルの上に、ムシカの皿たちに混ざって、3つの皿があるととても調和します。

 このイタリアンフルーツのシリーズは、非常に人気の高いシリーズですが、私は、フルセット揃えても自分の料理はこの皿に盛れないと思って、地味なムシカシリーズにしました。それは、大いに正解だったと長い時間が経った今も思っています。ちょっとした変わり皿を一枚いただいたのがきっかけで、揃えたこの3つの皿、非常に重宝しています。大きい方は、昼の私のスープや炒飯を入れたり、深めの小皿は、ほとんど毎晩、マヨネーズが入れられテーブルに。

 食器はほとんど私が選びます。料理を作るのも私ですから。たまに、人様からいただいた食器でこうしていいインスピレーチョンをもらうことがあります。

 長く使っていると、欠けたり割ったり、そそっかしい私です。先日普通の食事をしている時に、主人が、見慣れた我が家の食器だね、と言ってくれました。見慣れた、手に馴染んだ私の食器たちです。

 

コメント (2)
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