マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

荷電と最後のお別れ(その3完)

2010-03-08 01:06:00 | その他電車
こんばんわ。

またもや2日間とも天気が悪くて、しかも昨日は貨物列車を2本撮っただけ。午後は昼寝してしまった挙句に貨物を撮り逃し。こんな充実しないままにまた1週間仕事しなきゃと思うと活力も湧いてきません・・・。

さて、それはそれとして、

昨日アップしましたとおり、両国駅を立ち去ろうと思ったとたんに降ってきた幸運を告げる放送。滅多に入ることが出来ない3番線ホームで撮影が出来る、そんな嬉しさにときめきを隠せず、行っちゃいましたよ。
※撮影は、平成22年3月6日、両国駅にて。荷物電車、最後の土曜日夕刊。



まずは1号車ですが、最初は大勢のテツが群がって、なかなか落ち着いて撮影は出来ませんでした。この写真は発車間際に撮ったもので、走行写真を撮るためか、発車時間が近づく頃には、殆どのテツが立ち去りました。



これだけ2番線側から撮影。積み込んでいる様子。





3番線を開放した時には既に荷物となる夕刊の積み込みは終了しており、残念ながら窓越しからの写真しか撮ることが出来ませんでした。できれば積み込んでいる最中の撮影をしたかったですが、仕事の邪魔になってしまうでしょうから仕方ありませんね。
このような旅客車の新聞輸送は他でも未だ見ることは出来ますが、少なくても両国駅で見ることは出来なくなっちゃいますね。



こちらは一番千葉寄りの先頭車です。
ホーム上に屋根がない部分なのですが、運良く雨が止んでましたので、屋根がない分、暗くなっていなくて良かったですね。こちら側ではモタモタしたジジぃとやたら背の高い無遠慮テツに邪魔されて、撮るのが大変だったんです。この2人がお互いに邪魔しあいながら撮影している光景は思わす笑っちゃいましたけどね。



他の駅に移動して撮る気力もなかったので、発車まで残ることにしました。テツが殆ど消えてしまったので、最後は209系500番代との並びを撮るほどの余裕が。



未だ備品としては非常にキレイな台車たち。あと1週間で働く場所をなくしてしまう彼らは、一体どんな気持ちで明日の仕事を待っているのでしょうか・・・。



4番線側には搬路が設けられ、一昨日アップしたトラックはここに着けられるようになっていたんですね。多分、むかし急行列車が発着していた頃は、こんな風になってはいなかったんではないかと思います。



ホームを移動し始めたら発車時間になってしまいました。対応が間に合わなくなってしまいましたので、やむを得ず流し撮りでお見送り。最後部・車掌さんが真ん中に来てしまったので、構図的には不本意ですが、上手く写ってしまいました(笑)。





113系になってからは全く縁がなかった新聞輸送列車。この期に及んで最後の見送りとは、自分的にも図々しいという自覚があり、気持ちは重かったです。
しかし、最後になるであろうこの日に、3番線を開放して見送りをさせていただいたことに気持ちは晴れ晴れとし、より深い思い出として心に残るとおもいます。
おそらく危険回避のために特別開放という措置を選択されたこととは思いますが、貴重な時間を与えてくださったJR東日本、両国駅の皆様に、心より感謝申し上げます。

そして、最後にホームに残ったのは10名程度でしょうか。赤い鮮やかな絨毯を出来るだけ踏まないように、帰途につきました。

3日間、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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コメント (6)
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