蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

居心地のいいポジション

2011-03-24 | わたし

負け犬系の話をすると、わたしは、なぜか、元気になる。
負け犬とは…自分のこと。

「負け犬」という言葉が、案外、気に入っている。

わたしの人生、振り返れば、・・・
負けてる、負けてる、見事に負けている。
なんか、かわいそうで、惨めで、気の毒で、愛おしい。
自分のことを自分でフォローしてあげないと、誰が、かばってくれる?

わたしは、雨に濡れて震えている子犬のように、下向き加減で、うつむき加減。
(そんな、かわいくない。太めの雑種)
イイ年したおばさんは、かわいくない。

わたしは、負けているという自覚がある。
でも、負けているという自覚がない、実体は、完全に負け犬の人もいる。
そういう人は、幸せだ。
あんなに負けているのに、自分ではミジンもそう思っていない。
ほんとうは、そっちのほうが、いいんだろうなぁ。

どんなことでも、見方を変えれば、まったく違う評価が下る。
だから、どの方向から見ても完璧な人などは、ほとんどいないのでは。

逆に、全然、だめな人もいないんじゃないかな。


話は、変わるが(突然・・・すみません)
「やりくり上手な主婦なんてのは、ほとんどいなくて、もともとダンナさんの収入が多いからだ」
と、ある人が、ご自分のブログでおっしゃっていた。
そう。その通り。

グルメを紹介しても、お高い材料を使っているなら、あまり意味がない。
特に家庭料理は、手に入れやすい、安価な材料をいかに工夫して料理するか、それが腕だ。

ある程度、お金をかけたら、いいものが出来るのは当たり前。
でも、自覚がある人は、あまりいないように思う。
(高価な頂き物を使っても、下手な料理をする人もいる。それは、わたし)


社会的な目を持たない人。
こういう人は、新聞やニュースを一切、見ないのだろうか。
いや、見ているのだが、大事なことはこぼれ落ち、感情だけでニュースを見る。

指摘されると、「だって、あたし、バカだもん」と居直る。
わたしだって、もっとバカだけど、なにも見ようとしない、ということはない。
(自分のバカさだって、直視する)

わたしなら、涙をためて、
「はい、わかっています。
努力はしているんです。毎日、頑張っているんです。
でも、出来ないんです。やはり、バカなんでしょうね・・・」
って、言うかなあ。(わはは)

負け犬ポジションは、常にキープ。
このポジションは、わたしにとっては、とても快適。
あまりにも長く居ると、居心地がよくなってしまったようだ。

 

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