負け犬系の話をすると、わたしは、なぜか、元気になる。
負け犬とは…自分のこと。
「負け犬」という言葉が、案外、気に入っている。
わたしの人生、振り返れば、・・・
負けてる、負けてる、見事に負けている。
なんか、かわいそうで、惨めで、気の毒で、愛おしい。
自分のことを自分でフォローしてあげないと、誰が、かばってくれる?
わたしは、雨に濡れて震えている子犬のように、下向き加減で、うつむき加減。
(そんな、かわいくない。太めの雑種)
イイ年したおばさんは、かわいくない。
わたしは、負けているという自覚がある。
でも、負けているという自覚がない、実体は、完全に負け犬の人もいる。
そういう人は、幸せだ。
あんなに負けているのに、自分ではミジンもそう思っていない。
ほんとうは、そっちのほうが、いいんだろうなぁ。
どんなことでも、見方を変えれば、まったく違う評価が下る。
だから、どの方向から見ても完璧な人などは、ほとんどいないのでは。
逆に、全然、だめな人もいないんじゃないかな。
話は、変わるが(突然・・・すみません)
「やりくり上手な主婦なんてのは、ほとんどいなくて、もともとダンナさんの収入が多いからだ」
と、ある人が、ご自分のブログでおっしゃっていた。
そう。その通り。
グルメを紹介しても、お高い材料を使っているなら、あまり意味がない。
特に家庭料理は、手に入れやすい、安価な材料をいかに工夫して料理するか、それが腕だ。
ある程度、お金をかけたら、いいものが出来るのは当たり前。
でも、自覚がある人は、あまりいないように思う。
(高価な頂き物を使っても、下手な料理をする人もいる。それは、わたし)
社会的な目を持たない人。
こういう人は、新聞やニュースを一切、見ないのだろうか。
いや、見ているのだが、大事なことはこぼれ落ち、感情だけでニュースを見る。
指摘されると、「だって、あたし、バカだもん」と居直る。
わたしだって、もっとバカだけど、なにも見ようとしない、ということはない。
(自分のバカさだって、直視する)
わたしなら、涙をためて、
「はい、わかっています。
努力はしているんです。毎日、頑張っているんです。
でも、出来ないんです。やはり、バカなんでしょうね・・・」
って、言うかなあ。(わはは)
負け犬ポジションは、常にキープ。
このポジションは、わたしにとっては、とても快適。
あまりにも長く居ると、居心地がよくなってしまったようだ。
トップ画像は、母がいつも、あれこれ、あちこちに活けている、お生花のひとつ。
昨日、ケータイで、ぱちり。
ピンぼけも、長く、わたしのブログで定着してます。