蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ほんとに残念だった

2024-08-06 | 日々のこと
今日に限って、「虎に翼」が始まる直前まで、テレビをつけなかった。
大量のトマトをキッチンペーパーで包んで冷蔵庫に入れたりして、ぎりぎりになった。
で、「8時何分か前」にテレビをつけると、あれ? 深刻な顔をした女子学生がなにやら喋っている。
もう始まっていた。 
なんで?

いつもは7:40ぐらいからテレビをつけてスタンバイしているのに。
平和式典が生放送で8:00から始まるため、「虎に翼」は前倒しに放送されたようだ。
そんなん、知らん!
わたしが、いかに「虎に翼」を楽しみにしているか、、、。
今日は、孫鉄のお供で昼の再放送は見られない。
1週間分続けて番組録画していれば済むことなんだが。
よほどのことでもないと録画はしない主義。
難儀な主義のせいで、振り回されたり、想定外の喜怒哀楽の波が押し寄せたり。

ちなみに、昨夜の男子バレーボール、イタリア戦は、残念だった。
逆転負け。
リードしていた最初からなんだか、悪い予感がしていた。
実況中継アナウンサーが、「この瞬間に日本は栄光の輝かしい座をついに得ます」だかなんだか、まだ次の1点を取ってないうちから、フライング、喜びの先取りだと感じた。
これで勝てなかったらどうする気?
確実になってから言って!と、わたしは思った。
気持ちはわかるが、軽率である。

わたしは、「一寸先は闇」主義である。
どんなにあと少しでゴールであろうが、実際にゴールに着実に到達するまでは気を抜けない。
バレーボール選手たちも気を抜いているわけではないのに、ゴール瞬間の前に、先に勝利宣言されてしまうのは実に気の毒だ。
あの勝利アナウンサーの言葉には、わたしは晴れ渡る青空の中の、突然の黒い雲を感じた。
アナウンサーは、重要な役割だ。

それと、もう一つ、気になって気になって仕方ないことがある。
生放送だから仕方ないにしても、コメンテーターとして出演している元選手のコメントに、「ほんとに」という言葉が何回も何回も出てくる。
「ほんとに」を抜くと、気持ちよくコメントが聞ける。
MC的役割のプロのアナウンサー女性(たぶん)でさえ、「ほんとに」を多用する。
(「ほんとに」が多いので、プロアナウンサーではないのかも知れない)
外人選手の、しょっちゅうインタビュー会話に出てくる
"You know?”ぐらい、気になる。

「あのー」「えー」のようなものだろうか。

ほんとに、全力で向かっていて、ほんとに、感激しました。
ほんとに、今までとは違う、ほんとに、選手たちの頑張りが、ほんとに、見ていて胸が、ほんとに熱くなりました。
ほんとに、また次のオリンピックにも、ほんとに、このチームワークを、ほんとに、、、、

選手たちには惜しみない拍手を送る。

が、コメントには、ほんとに、「ほんとに」はもういい。ほんとに。

だが、こんなこと書くと、ほんとに、全身全霊で頑張っているオリンピック選手に対する冒涜になるのだろうか。
わたしは、ほんとに、ほんとに、ほんとに、応援している。


※写真は4番目・女児孫・4歳バースデー会
ディズニーのアイスケーキ