蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

想像するのは楽しい

2024-08-27 | 日々のこと
今日は趣味会場に出かけようと思ったが、迷った挙句、やめた。 
出かける用意をするならスタートしなければならない時間までギリギリ粘って、迷いに迷って時計と睨めっこ。
まだ今なら間に合うかも、という時間を遣り過ごし、完全にアウトになるまで、グジグジウジウジしていた。

行くところがないから、することがないから、渋々時間潰しに行くのには、お尻が重かった。
背中を押すものがなかった。
行かない、何もしないことを選ぶ勇気。
不毛なことをが頑張ってガムシャラにするのは、やめた。
不毛と感じるなら、その時期が過ぎるまで、動かず待つ。
舵を切りたいが切れないなら、切れるまで待つ。
待ち時間は決して無駄ではない。
必要な時間。
 
さて。
その、何もしない時間をどう何もしないで過ごしたか?
全く何もしないのは、睡眠中ぐらいで、なにかが勝手に動く。
健康な時に、時間潰しに寝ることを選んだことは今までない。
眠くなってちょっと居眠りすることはあっても、今回は目はギンギン。
まずは、独り言日記を一本書いたが、アップ直後、3分後に非公開にした。
ウジウジ日記など、不発に終わるのが目に見えている。

次にしたことは、、、
桐野夏生の小説を読んだ。
あまり本を読まないわたしだが、今、最も夢中になっている作家。
何もすることがない時のために、Amazonで何冊か購入、準備していた。
1冊目は、短編5作中、3作までつい最近、読んでいたのに、内容を忘れていることにビックリ。
ここまで脳が退化しているとは、日々、驚きの連続だ。
が、2冊目は、ぐいぐい惹きつけられて一気読み、、、と言いたいところだが、最後の一番大事な展開、曲面で、時間を遮ぎる邪魔が入って、ブツ切りで読むことになった。
残念ながらも、本を閉じてはまた読み、開いては閉じ、止まっては進み、進んでは止まり、本を抱えたまま、ウロウロ。
ではあったが、読み終えた。
面白かった、、、。
「残虐記」。
想像力は、大事。

あ、わたし、想像力と、推察力で生きている、、、かも。
現実との対照。
両方の相違点が際立つ。
両方あるから面白い。

とかなんとか。
スタート時はウジウジしたけれど、今日は結構、楽しく過ごせた。

と、ここで蛇足を。
渋々出かけていたとして、出先では予想外の良い展開だったかも知れないし、やっぱり行かなければ良かったと思うかも知れない。
今までの経験では、行くと意外に楽しかったことが多いが(特に旅行)、行く行動に移すチャージ量(原動力)が不足していると、今回のようになる。
第1希望実現が最善とは限らないが。
予想しないアクシデントや運、不運も付きものだし。
どちらにしても、悪くなかった一日だと思いたい。

ただし、、、ブログ記事に書くと、書けば書くほど内容がちっとも面白くないのが残念なところだが。