蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

人生の大そうじ

2010-12-17 | 

寒い二人

昨夜は、寒かった。この冬一番の冷え込み。

夫は、薄着で、「寒い寒い」の連発。
ほんとうに薄着。
10月ぐらいの格好。半袖の下着に、薄い長袖ポロシャツ一枚。
そりゃ寒いわな。

床暖房は、ガスでお湯を温めるタイプのもので、時間が経つと、ふく射熱で結構室内も暖かくなる。
まして、床暖房の床に直接ごろりと横になると、床はぽかぽか。
底冷えがする、ってことはない。
それに、昨夜はおでんを煮込んでいたので、室内も暖まっていた。

上に何かをはおればいいだけだ。

わたしは、しっかり着こみ、寒さを感じなかった。
(ひとり夜更かししていると、深夜はしんしんと、さすがに肩や背中あたりが、寒かったが)


懲りない二人

夫は、「寒い寒い」、「さむっ」、「さぶ~」、「さむさむ」、「寒いな~」
これを幾度となく繰り返していた。
冬用の服を着るなり、なんなりとすればいいのに、聞えよがしに、呪文のように唱える。

わたしは、ほっておいた。
自分で、着るものぐらい取ってきて、着たらいい。
それでも寒ければ、ハーフ・ブランケットなり、エアコンをつけるなり、対応すればいい。

昨夜も、シューズ・クロゼットの電灯は、つけっぱなし。
2階の寝室の電灯も、つけっぱなし。
トイレの電灯もつけっぱなしのことが多い。
いつもわたしが、消している。

外出用のバッグを使ったら、出しっぱなし。一度も、しまったことはない。
モノは絶対に、片づけない。

ベッドの横には、先週、酔っ払って裏返しに脱ぎ捨てたままのズボンとシャツが、そのまま。
教育的指導から、わたしはあえて、ほっている。
が、敵は、意地になっているのか、片付けようとしない。

 
「○○さんの奥さんは、ゴルフの用意を全部してくれる。いいな~」
「△△さんの嫁さんは、旅行の用意は、嫁さんがみんなするんだって」
と、羨ましがる夫。
「ふ~~ん、そう(それが、どうした)」

最近は、返事もしない、悪妻ぶり。

にらみ合いが続く。


折れない二人


ある奥さんは、15年かけて、ご主人を躾けたという。
熱心な教育の成果あり、で、いまでは何でも出来るようになったらしい。

わたしは、教育を怠ったせいで、ぼやくか、ふてくされるか、マイナー構えの冷戦状況。
自分が悪いとは思うのだが。
自責の念、プラス、腹が立つのと、やりきれない想い、
これから一生こんな生活かと思うと、暗雲どころか、ブルーを通り越して、真っ暗、真っ黒な気持ち。

夫も、こんな悪妻で、嘆いていることだろうけれど、
自分の身の回りのことぐらいは、自分でしなさいよ。


末期症状にさしかかり、わたしは自分のことを悪妻だと、もう思わなくなってきている。
高齢のお年寄り世代は、旧い夫婦像が身についているだろうけれど、
このご時世、そんな価値観をふりかざして、打ち捨てられている旦那様方の話をよく耳にする。
妻に三行半を突きつけられて、離婚される旧い男たちだ。


勇気のない二人

「断捨離」という概念があるらしい。
大量にあふれるモノを捨てられないで、落ち込んでいる人が、
使わない、必要ないモノを一気に捨てることにより
前の自分とも決別し、新しい自分を構築する喜びを見出すとか。

昨夜のNHKテレビの「クローズアップ現代」で、その内容を取りあげ、放映していたけれど、
これは、「モノ」だけでなく、「人」
にも言えることだ。

目の前に迫る、年末の大そうじも大事だが、
思い切った「人生の大そうじ」に、取り組む勇気はあるだろうか。

 

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みかん、こわい

2010-12-16 | 無題

昨夜、帰ったら、留守番電話に母からのメッセージが入っていた。
一昨日、母に送った「みかん」が、昨日、届いたようだ。

「みかん、ありがとう。
大きくて、甘い、立派な、みかんやったわ。
食べても食べても、なかなか減りません。」

母も苦労しているな。
押し付けてしまって、悪かったかしらん。

わたしだって、最近の主食は、ほぼ、「りんご」なんだから、まあ、協力してください。
「りんご」のせいかどうかは、知らないけれど、身体の調子は良いようだ。
しかし、りんご、りんご、りんご、りんご・・・・・毎日、毎日、りんご。
まだまだ、りんごは続く。

その前は、柿、柿、柿、柿、柿、柿、柿、・・・・・毎日、柿。
ある日から、柿&りんご、柿&りんご、柿&りんご、柿&りんご・・・・になり、
やっと今週・月曜日に、最後の柿が終了し、ほっとした・・・・・のも束の間、
次は、りんごが主食の毎日。
それに引き続き、みかん箱が届いた。

わあ、箱で・・・?!
どうしようと悩んでいたら、また、みかん箱が、ひと箱さらに追加。
ついに、実家の母に、食べ助けを頼んだ、というのが、今回のいきさつ。

大量のみかんを押し付けられた母。
その多さに、びっくりしているようだ。

わたしは、フルーツ三昧&恐怖症。
母にも伝染させたようだ。

 

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オカアチャン、指が黄色くなってない?
あんまり無理しないでね。


しょぼくれカラーで、ごめんなさい

2010-12-15 | 無題

わたしは、ビンボー・テイストが身にしみついて抜けず、困っている。

たとえば・・・

タクシー。
バスがない早朝や深夜、
やたら急ぐとき、
場所が、さっぱりわからないとき、
雨のとき(特にカサを持っていないとき)、
荷物が重い、大きいとき、
足が痛い、体調が悪いとき、
こんなときぐらいしか、利用しない。

急ぎもしない、時間もたっぷり、体も調子いい、さわやかお天気なんてときには
タクシーの運転手さんには悪いけれど、死んでも乗らない。

が、夫は違う。
前にも書いたが、
時間があっても、近くに駅はあるが、乗り換えが面倒なので、遠くの駅まで往復タクシー。
日頃、あくせく働いているから、一種の息抜き、リラグゼーションかも知れないが。
女性のスパやエステみたいなもの?

義母も、都心からの帰路、1時間半以上タクシーに乗ったりすることもある。
イベント疲れや、地下鉄や人ゴミがイヤなんだろうけれど・・・・。

わたしは、ビンボー・カラーで全身全霊、彩られているので、そういうのは、どうも抵抗がある。
瀕死の重症のときぐらいしか、乗りそうもない。

結婚当初は、夫が記念日に、豪華絢爛、大きな花束を抱えて帰ってきたりもした。
わたしが「ありがとう。でも、こんなに、ごたいそうなお花は、いいわ」
と、辞退しているので、今は買ってまでは持ち帰らない。


上記2つの要素、要因を組み合わせるとしましょう。

わたしの誕生日に、もし、娘が、学生の身分(経済的に親に養ってもらっている)で、
タクシーに乗って、大きな花を抱えて帰ってきたら、わたしなら、どう表現するかなあ。

「パパとママ、おばあちゃんたちにもらったお小遣いと、バイトで稼いだお金を、せっせと貯めたのよ」
と娘が頬を紅潮させて言ったとしたら・・・。

「ありがとう。感激・・・」
と、なるだろう。
あ、ちなみに、うちは、パパ、ママではなく、オトン、と、オカン、です。→嘘です。

そんなに頑張って貯めたお金を使ってくれて、うれしいわぁ・・・
と、目を細めるに違いない。

お小遣いや、バイトの給料をどう使おうが本人の自由意思。
でも、うちの子供たちは、そういう行動パターンはとらないだろう。(単に、主義、嗜好の問題)


「職場などのまわりの人達を見ていると、実に無駄が多く、エコ精神に反する行為が目につくわ。
おかあさんのせいで、わたしは、生きにくい」と、娘Rに言われた。

子供たちにも、ビンボー・コンセプトを伝承してしまっている感があり、非常に反省している。
わたしって、「夢多きモラトリアム人」なんて、いいながら、なんて、夢のない人なんだろう。

夢よ、子供たちに、きらきらと、降り注ぎ給え。

 

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いまさら言っても、遅いですが。 

 


地獄に落ちます

2010-12-14 | お付き合い

世界では、飢えで苦しむ人もいるのに、
こんなことを言うと、地獄に確実に落ちると思うのだが。

わたしは、人様から果物をいただくと、とたんにブルーになる。

スーパーのビニール袋に5~6個、せいぜい10個以内なら、おおいに結構。
困るのは、どかーんと、段ボール(ミカン箱、リンゴ箱、柿箱)で、いただくとき。

しかも、それが一度に何種類も、次から次から何箱にもなったら・・・
さらに、義母からも、いただきもののおすそわけが箱単位で流れてくる。


果物は、こちらのそんな事情もお構いなしで、勝手にどんどん熟していく。
待ってくれない。

家族は果物は、ほとんど食べないので、わたしひとりが頑張って頑張って食べる。
なので、家で食べきれない分を予測して、あちこちにおすそ分けをしなけばいけない。
何度も何度も、持って行くと、もらっていただく側にも負担がかかるのではと、気をもむ。

ただでさえ、交際範囲が狭い、お付き合いの少ないわたし。
必死で、配っても配っても、その量は、たかが知れている。

封を切っていないものを、そのまま箱単位でもらってくれる人を探す。
2日前から、数軒に打診していたが、返事がないので
今朝、新たに受け入れ先に問い合わせ、合意。(→実家の母)
実家も、モノ余り気味なので、声をかけることはほとんどないのだが、今回ばかりは、
「みかん、いる?」
と電話した。

喜んでもらってくれるとのこと、嫁入り先決定の朗報に嬉しくなって、
さっそく、今朝、宅急便で送った。
送料1270円也。

いただきものをするのは、とても有難く、感謝するのだが、
送料こちら持ちで、急いで、フレッシュなうちに
嫁入り先を探さなければならないのは、若干、ツライものがある。


義母は、わたしとは正反対で、ひろく交際し、モノのやりとりも、すごい量。
自分が食べる種類や量は限られているので、
宅急便のキーステーションのように、いただいたモノをあっちこっちに、振り分ける。
そんなに、じゃぶじゃぶ溢れかえり状態でも、まだデパートから取り寄せたものが、溢れかえっている。
わたしは、モノ・アレルギーになりそうだ。


モノ余り日本と言われるけれど、食品も輸入に頼っているろころが大きい。
経済大国も、その勢いは右下がり。
かつての栄光は、はっきり陰りが見えている。
クリントンさんに、「日本を反面教師に」なんて、言われてしまうんだもの。

あんただけよ、そんな贅沢者は。
とお叱り、非難を受けるのは、よくよく承知。
しかし、これは贅沢なのか?

自分の食べたいものは、二の次、三の次、四の次。
いただきものや、義母からの横流れ品をふーふーいって消費するのが、やっとこさ。
こんな嘆きを人様にいうと、鉄砲で打たれそうなので、(地獄に落ちろ、と背後から蹴落とされそうなので)
こっそり、卑屈に、こそこそ、自分のブログで愚痴っている。


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もっと謙虚な姿勢で、毎日を送らなければ、ほんと、地獄に落ちそうです。
皆さんに、支えられて生きています。
ありがとう、のキモチを大切に。

こころでは感謝しつつ、フルーツ恐怖症候群に陥っています。

 


レモン効果は、先送り?

2010-12-13 | グルメ

昨夜の娘Rのオアソビ作品は、レモンがなかったので、レモンなしチーズケーキだった。
写真には、レモン味がするか、しないか、まったくわからないけれど。
お味のほうは、なかなか美味しかった。

わたしは幼いころから、母に手作り焼き菓子を作ってもらうのが、家庭のしあわせイメージだと思っていた。
しあわせの匂いは、バターがとける甘い焼き菓子の匂い。
結局、母は超多忙、母親になったわたしは、なまくら、
で、そんな夢は、夢のままだったが、不思議に娘Rが、その夢を実現してくれた。

ただ、家庭のしあわせといっても、かなり変形バージョンとなってしまった。
現在、家には、次々子供たちが成長、自立し、メンバーが激減、
家庭的なあたたかさをあらわす象徴として、お菓子の焼けるいい匂いがするのではなく、
単に娘Rが、お菓子作りが趣味なだけ。

でも、まあいい。
おいしい匂いが充満し、どんな味かな~と、ワクワク。

Rは、泥団子の土のかわりに、小麦粉、泥水のかわりに、バターや、卵、砂糖を使って、粉を混ぜる。
はい、おかあさん、泥団子、どーぞ。
あ、ちがった、チーズケーキ、どーぞ。

子供たちの泥団子、楽しい思い出。
また、思い出すだけで、うるうる涙腺がゆるむ。

 

「あとは結婚だけやね。はやく、結婚してね」
とRに言うと

「おかあさんと、おとうさん見てると、仲が悪すぎて結婚がいいものだとは思えない」
と、不意に強烈パンチをくらった。

「夫婦で同等に、ものが言える、喧嘩できる、そのために、わたしは経済的に自立できる道を選んだんよ」

「じゃあ、ピンクピンクした、ふんわり家庭のマシュマロちゃんだったら、結婚できた?」

「うんっ」


うーーー。
なんだか、不利なお鉢がまわってきた。
確かに、わたしがいつも言っていることだが、Rが実践するとなると、複雑なものがある。

わたしの希望、それに向かって親子共々、いっしょうけんめい努力すると、
娘たちが非婚になるという、アイロニー(Irony)をもたらすのか。

考え込んでしまった。(この問題は、いつもですが・・・)

おそらく、努力の方向性を間違えたようだ。
(でも、女性が経済的に自立するのは、とても良いことだ)
夫と、ちゃんと取っ組み合いの喧嘩をすべきだった。


でも、チーズケーキは、淵がパリパリして美味しい。
それだけでも、十分かも。
レモンなしの味が、いまのわたしたちの状態をあらわしているのか。

ぎゅっと絞った、きりりとしたレモン効果は、まだまだ先。


問題を先送りにして、また、日曜の夜が過ぎた。

 

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ちょっぴり酸っぱい、後悔の味?
でも、そのとき、そのときは、それが最善の道だと思って、頑張ってきたんだけれど・・・
なにごとも、計算通りにはいきません。
それが、人生。


見かけに惚れるか、ナカミに惚れるか。

2010-12-12 | 無題

本日、初めて封を開けた緑茶の缶。

はじめは、こんな、衣装を着ていた。

ゴールドに光り輝く、幾重にも重ねられた分厚い高級和紙に、
キンピカ・シールを貼り、きりりと金の大ぶり帯〆。

~金襴緞子の帯しめながら、花嫁御寮は何故泣くのだろ~

フタを開けようにも、和紙が邪魔でフタが開かない。
紙を下にずらそうとするが、下にも上にも、ずれない。
恐る恐る、ちょっとだけ和紙をそっと剥がして、フタを開けようとしたが、
和紙がフタに引っかかって、開かない。

フタは、この豪華絢爛衣装をすべて脱がさなければ、開かない。

仕方ないので、えいやっと、思いっきりよく、キンピカの花嫁衣装をすぽーんと脱いでいただいた。
中から出てきたのは、初々しいネイキッド・ブライド(Naked bride)・・・かと思いきや、

クールでスタイリッシュな凛々しいお姿。(トップ画像)

花嫁衣装を脱いだら、シャキーーンと、くのいち(女忍者)が、出てきた(かんじ)。
日本製・大和撫子から、シャープなドイツ製の精密機器が出てきた(かんじ)。

まさしく機能美。使いやすいクリーンな筒。
密封性も、使い勝手も、清潔さも、手触りも、ばっちり。
有能秘書に早変わり。
いい仕事をしてくれている。


見かけは、格調高く煌びやか、実際は、有能で機敏、なんて、
女性も、こういうかんじで、意表を突く、正反対の姿に大変身できるといいのだが。

最初っから、すけすけ薄着だったり、豹柄だったり、パンダ柄だったり(ないか?)
ぐるぐる牛乳瓶底メガネだったり、丸刈りに近いべリ・ショートヘアだったり。

おなじ極端でも、いい方向に走ってほしいものだ。
まあ、理想は、見かけと実用、両方を兼ね備えるのがよろしいかと。


そう言えば、恐ろしげな愛憎ドロドロ昼ドラ
「娼婦と淑女」(東海テレビ/主演・安達裕実)なんてのをやっていた。
スポーツジムで自転車漕ぎ(エアロバイク)しながら、見てたけれど、
ベタすぎて、ひっくり返ってしまいそうになったが。

絞り込んで、狙ってるにしても、やりすぎは、やはりよくありません。
(地方放送制作局は、自由がきいて、よろしいかもしれないにしても・・・)

見かけも、中身も、タイトルも、内容も、ほどほどに・・・・・・

 

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肝心の・・・お茶のお味は、まったり、とても美味しかったです。
どんな外見であろうが、要は、ナカミなんですけれどね。


 

 

 

 


火事の中、栗を拾ってる場合か?

2010-12-10 | 無題

たっぷり時間があるときに、ブログは更新すればいい。
と、わたしは、いつもいつも、常日頃、思っている。

なのに、なぜ、こんなに持ち時間・残り時間がほとんどない時に、更新しようとするのか。
わけが、わかりません。

しかも、大事な案件、交渉は途中の宙ぶらりん、中途半端、
さきほど、確認の連絡が入ったばかりで、こっちの要望を再度、訂正して伝え、
さらに、先方からの答えを待っている、そんな大事な時に。

携帯電話を真横に置き、キーボード、パチパチ、カチャカチャ。

さっきのさっきまで、戦略を練ろうと、ネットで検索して、にわか付け焼刃・勉強をしたばかり。

なにしてることやら。

あと、あれと、これと、それを(別のこと)、1時間以内に終了しなければならない。

なにやってんや。わたし。

勉強をする前に、机の掃除をし始めるタイプ。
テスト前に試験勉強せずに、とっとと寝て、寝汗をかいて苦しむタイプ。
お尻に火がついていても、ヘーキなわたし。

あれ、あれれ、あれ、焦げくさいニオイが・・・

ちょっと、やはりこのまま入力を続けるのは、無理のようです。

明日こそ、ちゃんとしたイイものを書こう・・・と、こころに決めていますので
ご安心くださいませ。

「有言不実行」という言葉、
わたしの辞書には、イッパイ類語があるので、少々不安ではありますが。

 

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ちなみに、「火中の栗拾い」という言葉がありますが、
今回、わたしがタイトルに使ったケースとは、違う意味に使われます。

 


いまいち平日

2010-12-09 | 無題

 朝から、外は、くもり。
一瞬、真っ暗になったかと思うと、小雨、のち、晴れ。

お天気と気分は、影響し合うようだ。

水曜日を終えると、週の半分が過ぎる。
本日、木曜日、あと二日で週末を迎える。

これは、嬉しいような、嬉しくないような。
このまま、人生を、ずるずると生き切ってしまうのか。

毎日毎日、つつがなく暮らせることが幸せだ、と、
ものの本にも、宗教の本にも、家庭書にも、あっちこっちに書いてある。
わたしも、虚無感に襲われたら、いつもそう自分に言い聞かせている。
なにもないことの幸せ。

退屈=幸せ
波乱万丈=不幸せ

べつにそういう方程式が正解かどうか、誰にも言えない。

病気を克服した後や、
重要な案件を決定しなければいけない山を乗り越えた後などには、
なにもしなくていい、なにも考えなくていい平穏さに、心癒されるかも知れない。

ちなみに、わたしは、大事な案件を抱えつつ、結論を迫られるなか、
ぼんやり、アタマはくもったまま。
滅多に人に意見は求めないのだけれど、今回は、相談を持ちかけた。
でも、まだ返事はない。

どういうアドバイスであろうが、決めるのは自分なのだけれど。
責任を持つのも、自分。


今日のブログ、無駄に使っている感あり。
毎日更新、というのは、なんでもいいからアップすればいい、というような、
決してこういうコトをすることではない・・・と、反省然り。


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昨日、「にほんブログ村」の「随筆・エッセー」に追加参加しました。
クリックしていただいた得点は、いくつ参加しようと変わらないので、
それぞれのカテゴリーで点数を自分で決めた配分の割合で、分割し合うだけですが。

「随筆・エッセー」を加えた途端、急に、筆が進まなくなりました。


ママ、ポチ、パパ、ボク。

2010-12-08 | 無題

ママ、ママ、どうしてママは、喜んでくれないの?

ボクがこんなに一生懸命しているのに、ママはどうして誉めてくれないの?

ボクは、もう疲れたよ。これ以上、頑張れないよ。

 

ママ、ママ、こっちを向いて。

ママ、どこにいるの? どうして、消えて行くの? そこにいるのは、ママじゃないの?

ママ、返事をして。

 

でも、ボクはひとりぼっちじゃない。ポチがいるしね。

こいつは、ボクがいないと、なんにも出来ないんだよ。

だから、毎日、ポチのために、ボクが生きていないとだめなんだ。

 

ボチとボクはね、話ができるんだ。犬と人間でも、わかりあえるんだ。

飼い主と飼い犬の関係を超えて、男同士の友情みたいなものだって、感じあえるんだ。

でもそう思ってるのは、ボクだけかもしれないね。

ポチは、犬だもん。

 

ママは、遠いところに行ってしまったの?

もう、帰ってこないの?

ボクがどんなに頑張っても、もう、ママの笑顔は見れないの?

ママ、ボクはどうすればいいの?

 

パパに聞いてみたんだよ。

ママはどこ? ボクのママはどこ?

パパは、哀しそうな顔でボクに言ったんだ。

ママは、もういないって。

 

・・・・・・・・

 

パパもポチも、ロボットなんだ。

だから故障すれば、修理すると元通り。

ママは、人間だったの? それともロボットだったの?

 

人間は、心臓が動いて生きている。血が流れ、痛みを感じる。

自分で考え、自分で動く。

ボク一人が、人間?

 

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フィクションです。
わたしが幼稚園の頃、一度だけ、
母が大きめの鞄を持って、プラットホームに立ち、特急電車に乗って、遠いところに行ってしまう夢を見ました。

わたしがイメージして描く母性と、実際の母は、かなり違っていましたが
「よそのお母さんは、もっと優しくて・・・こーで、あーで・・・」と不平を言うと
母は、「ええかげんに、し。これぐらいで、良しと、し。高望みしても、あかん」
と、わたしを諭しました。わはは。ですね。

幼い少年が、ママを愛し、ママから愛されることを追い求める姿を想像すると
なぜだが涙が溢れ出るのです。
不思議ですね。


ナノ・サイズの静観

2010-12-07 | わたし

昨日の「トルストイには、なれない?」わたしとしては、とてもお気に入り。

あーだ、こーだ、と言ってもね、現実は、現実。

むかし、父が、「おかあちゃんと離婚したい」って、ずっと言っていたけれど、
結局は離婚せずに、母より先に逝ってしまった。

トルストイのように、あの時代で82歳まで生きたこともすごいけれど、
やっとの思いで家出したものの、たったの1週間で亡くなってしまうなんて。
死ぬまでにやりたかったことが、ぎりぎりセーフで間に合ったということ。
それはそれで、よかったね、ってことですね。

12人(13人?)も子どもを作った妻を捨てるなんて・・・世間体が悪い?

世間体って、なに?

家族を捨てても、1週間後には亡くなっているのなら、「捨てた」と、言えるのだろうか。

捨てられた側に経済力がないと、わびしく、うち捨てられ、施設に収容されるのだろうけれど。

あんな、気難しいジイサン、出て行って、ああ、せいせいしたわ、
なんて、奥さんや子どもたちは思っているかも知れないし。

ジイサン側の立場で見るのか、バアサン側の立場で見るのかで、ものの見方は大きく変わる。


歴史や人物像は、光の当て方によって、かなり違う。
それがまた、おもしろいところなのだろうけれど。

ものごとの捉え方もそう。
表裏一体。光と影。
写実と、こころの目。

いろいろ解釈は様々あって、「これが答えだ、これ以外に答えはない」
という明確・明瞭・はっきり、きっちりは、ない。


わたしみたいに、ぐずぐず、うじうじ、のろのろ、
おなじところを何度もぐるぐる回っているような人間には
そういうのって、ありがたいような、ありがたくないような。

数学や、物理、化学のように、ひとつの数値でも間違えると、ストップして立ちゆかないほうが
ハッキリしていて、気持ちいいかも。

「数学は、書道や音楽とも、共通点がある。」
そう言ったひとがいる。
半永劫的に続く数字が、書道の大胆な筆払い、音楽の歯切れのよさや、リズム感と、つながるそうな。
とても意外な気がして、斬新な組み合わせに、わたしの小さな脳ミソが、きゅきゅっと喜んだ。


芸術家と結婚するひとって、たいへんだろうなあ。
芸術と生活は、同時進行できるものなのだろうか?
スイッチをオフにしたり、オンにしたり。
シーンごとに、使い分けるんだろうか。

芸術家でもなんでもない、超・凡人のわたし。
わたしのナノ・サイズの脳ミソでは、とてもそんな曲芸師的芸当はできない。

せいぜい、食べて、寝て、食べて、
繰り返される当たり前の日常に、麻痺せず、感謝するぐらいだ。

それがナノ脳には、難しかったりするのだが。

 

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