枕草子 第百六十三段 上達部は
上達部は、
左大将、右大将。
春宮大夫。
権大納言、権中納言。
宰相中将、三位中将。
かんだちめは、
さだいしょう、うだいしょう。
とうぐうのだいぶ。
ごんだいなごん、ごんちゅうなごん。
さいしゃうのちゅうじゃう、さんみのちゅうじゃう。
上達部とは、いわゆる公卿のことで、貴族社会の最上層に君臨する人たちです。
三位以上の者で、参議の場合は四位でも上達部とされました。
上位者は、太政大臣、左右大臣などになるのですが、その中から少納言さまがお好みで選ばれた役職は、行事などで晴れやかな役回りにつく人や、若くして良家の御曹司が着任することの多い職掌を選んでいるようです。
上達部は、
左大将、右大将。
春宮大夫。
権大納言、権中納言。
宰相中将、三位中将。
かんだちめは、
さだいしょう、うだいしょう。
とうぐうのだいぶ。
ごんだいなごん、ごんちゅうなごん。
さいしゃうのちゅうじゃう、さんみのちゅうじゃう。
上達部とは、いわゆる公卿のことで、貴族社会の最上層に君臨する人たちです。
三位以上の者で、参議の場合は四位でも上達部とされました。
上位者は、太政大臣、左右大臣などになるのですが、その中から少納言さまがお好みで選ばれた役職は、行事などで晴れやかな役回りにつく人や、若くして良家の御曹司が着任することの多い職掌を選んでいるようです。