マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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お盆の行列

2012年10月13日 06時48分58秒 | あれこれテイクアウト
お盆行事の取材ばかりが続く毎日。

我が家にとってもお盆を迎える。

小泉町にある産直市場の「よってって」で買ってきた仏さんのお花。

ここは安いと知っていたので前日に買っておいた。

できる限り早く出かけたいと思って8時半には家を出た。

時間は余裕をもって出たから第二阪奈道路を使わずに無料の阪奈道路を走った。

車はすいすい走っていく。

義母のお骨を納めている石切の墓地に参ったあとはおおばあさんの墓地へ。

東大阪市額田町の妙徳禅寺だ。

元々は大阪市内の福島にあった。

江戸時代に安置された五百羅漢さんがある。

彼岸のときも墓参りをするが、お盆のときの墓参りは何年振りだろうか。

最近、目につくお寺の表記に「お供えはカラスが来るから持って帰ってください」がある。

大阪でも奈良でも目につく時代になった。

おおばあさんは平成二年三月十四日に92歳で亡くなった。

お墓に眠っているのはおおばあさんのそのまたおおばあさん。

幼児期に抱かれていた写真が残っている。

生家は大阪市内の呉服屋の娘だった。

戦時中に焼夷弾が落とされて屋敷がなくなったと聞いている。

大阪大空襲のときだった。

おおばあさんの仏壇はおふくろの家にある。

毎日なんやかやとお供えして手を合わしている。

甘いもんやおかずなどのお供え。

お下がりを食べてしまうから糖尿病のけがあるから最近は作った料理を供えていると云う。

おかげさんで血糖値も下がったと電話してきた。

おおばあさんのおかげやと話す。

いずれは私もここに入るのだろう。

そのときにはお墓も建て替えなきゃならんだろう。

お花を飾って線香を立てる。

二人で手を合わせてお盆を済ませる。

両墓地ともお供えは持ち帰りの札が立ってある。

どこともそういうわけでお供えは見られない。

帰りも阪奈道路を利用する。

ところがだ、竜間辺りから渋滞に巻き込まれた。

車のラッシュは生駒霊園へ向かう車だ。

なかなか前へは進まない。

生駒山登山口の信号を抜けると再びすいすい。

その間、およそ30分もかかった。

ラッシュはなにも奈良行きだけではない。

大阪に向かう車も多い。

多いどころか数倍である。

その信号から生駒の俵口まで延年と連なる車の数珠つなぎだ。

お盆の墓参りを午前中に済ませたい車で阪奈道路は溢れている。

早めに出かけたことは正解だった。

帰りに寄った大紀水産。



国道24号線の柏木町にある。

お店からはときおりサービス券が付くキャンペーン便りが届く。

ありがたい500円券だが、今回は1000円券だった。

こんな便りは嬉しく思っていつもより踏ん張った。

目指すは特上のにぎり盛り合わせ千円。

ワンパックだけ購入するわけにもいかず、500円の特上ちらしや380円の海鮮ミックス巻も買った。

ポイントも付く大紀水産のお買いものはお盆のお客で行列ができている。



持ち帰って食べた特上のにぎり。

これはいかんと思ったネタがカズノコ。

好きな人にはいいんだが我が家は受け付けない。

無理やり食べたがちっとも美味しくない。



美味いのはちらし寿司の方だ。

ぱっと見いはそれほどでもないが、なんのなんのだ。

これは美味い。

いつも手ごろな値段のにぎり盛りよりも美味いんじゃないのと思った特上ちらし。

次回からはこれに決めた。



ついでに買った海鮮ミックス巻。

これも美味い。ときおり買うトライアルの海鮮巻きといい勝負になるだろう。

(H24. 8.12 SB932SH撮影)