マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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愛しの甲斐バンドin薬師寺

2012年10月15日 07時44分16秒 | メモしとこっ!
ラジオで伝えていた音楽祭。

薬師寺で催されると発信していたバンドは甲斐バンドだ。

そのことをかーさんに話せば行きたいと申す。

我が家は二人とも甲斐バンドのファン。

若い時には大阪城ホールでコンサート公演された甲斐バンドを聞きに行ったことがある。

レコードアルバムを繰り返し、繰り返し聞いていた奈良に転居した間もないころだ。

いっぺん生で見聞きしたいと申し出たかーさん。

願いが叶って出かけた大阪城ホール。

記憶によれば田中一郎さんが初参戦された直後だったと思う。

座って聞いていたが、いつしかスタンドアップ。

心地よい曲に思わず立って手拍子する。

資料によれば1986年(昭和61年)の6月18日。

それは6回目だそうだ。

大阪城ホールのコンサートは1984年(昭和59年)12月もある。

大阪城ホールが開業したのは1983年(昭和58年)10月。

開業直後の12月に初のロックコンサートをしたのが甲斐バンドというからこれかもしれない。

何十年も前からファンであるから奈良にやってくるなんて夢のようだ。

チケットを購入しといてと云われてネットを探した。

3千円なら絶対行くと云っていたが、8千円だった。

二人で一万六千円。

家庭を圧迫する料金では手がでない。

薬師寺は歩いてでもいける距離だ。

夕涼みを兼ねてでかけた。

正面辺りには誰もいない。

車の縦列もない。

音も聞こえない。

ほんまにこの日なんだろうかと思って裏手に回った。

池の傍だ。

そこから漏れる楽曲。

甲斐バンドの生声(尤もマイクを通してだが)に思わず立ち止まる。

大音響がその場に零れていた。

夕陽も落ちたが外気はまだまだ夏盛り。

持っていたウチワで調子をとる。

自然にでてくる楽曲の歌詞に○○だよねと相づちをうつ。

目の前を通り抜ける人たちがいる。

もっと聞きやすい場所にと思ってだろう。

同じように零れる楽曲を楽しむ人たちがいたことにほっとする。

この夜のコンサートは後日にBSで放送された。

見られなかった映像をリビング音声で楽しんだ。

曲は1.破れたハートを売り物に、2.翼あるもの、3.フェアリー(完全犯罪)、4.きんぽうげ、5.裏切りの街角、6.シーズン、7.ビューテイフル・エネルギー、8.BLUE LETTER、9.安奈、10.嵐の季節、11.氷のくちびる、12.ポップコーンをほおばって、13.漂泊者(アウトロー)、14.HERO(ヒーローになる時それは今)、15.ダイナマイトが150屯、16.100万$ナイトだった。

放送時間の関係で数曲が落ちていたようだが覚えていない。

最後の夜汽車、テレフォンノイローゼ、吟遊詩人の唄、バス通りは歌われたのであろうか。

(H24. 8.12 記)