都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

大阪の都市構造:ミナミはどうした

2009-08-22 14:25:41 | 都市開発

ミナミの3エリア(心斎橋・難波・天王寺)を久々に訪れました、ミナミは熱気がある、匂いがある、人懐っこいか感じで、看板が多いという街の雰囲気が楽しい。<o:p></o:p>

 心斎橋は路面店が大丸・そごうの統合で心斎橋筋とともに商業集積が変化する動きがある。 <o:p></o:p>

難波は「アジア」で意外に地下街が巡らされている。湊町もなんばパークスも郊外型の専門大店が多い。 <o:p></o:p>

天王寺は再開発で郊外型SCのようなイトーヨーカ堂と東急ハンズの出店が見込まれ、近鉄阿倍野駅は 巨大な百貨店とオフィスの開発中だ。 <o:p></o:p>

この3エリアは心斎橋→難波→天王寺の順にオフィス集積が見られなくなっている。新規開発も、物販、娯楽、飲食、教育関連の用途が多い。オフィス集積は大阪市では梅田・淀屋橋・本町と新大阪の御堂筋線北部に重心が移転している。そのためミナミに郊外型に近い大型商業施設の開発が多くなりつつあるのではないか。<o:p></o:p>

かつてはキタとミナミが大阪の2核として張り合っていたが、キタへのオフィス重心移動とミナミの変容(大型郊外型商業施設立地)で変化してきたと感じた。また、今後はキタの百貨店競合(新宿と同じ規模なのが5割増しになる)のと心斎橋の大丸と周辺の変化というのも気がかりだ。<o:p></o:p>

コメント
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