中ノ島の水辺の使い方が工夫され公園の整備が進んでいる。その中で、淀屋橋駅近くに水上ビヤガーデンがあるが、どうも行く気がしない。これなら、阪急梅田コンコースのビール立ち飲みのように市役所横の木陰で一杯というのが良い。大体、ビヤガーデンは暑いし、夏は空調のあるビヤホールを好んでいるくらいだ。また、大掛りな設備よりも、既存の一寸した憩いの場を活用して、洒落た小さなバー、ショップを設けるのが良い。フェスティバル・マーケット・プレイスの元祖であるファニュイル・ホール・マーケット・プレイス(ボストン)が参考となろう。( http://www.faneuilhallmarketplace.com/ )<o:p></o:p>
水と緑はとても相性が良い。大阪市役所前は陽を遮る並木が無く、中ノ島新線の大江橋と御堂筋線淀屋橋の乗り換えなど夏はとても暑い。大変暑い。市役所南側のように欅を植えてはどうだろう。あわせて、景観形成には将来的に中ノ島に沿う高速道路の移設や地中化も検討してはどうか。東京の日本橋の高速の地中化よりもやり易いと思うが。<o:p></o:p>
また、中ノ島は水と緑であるが、周辺には石の名建築や新ビルが多い。重厚なビルの石の質感、色合いや、近代建築のガラス・石・タイルの色合いがスカイラインを形成している。水・緑・石による景観の統一が望まれる。最近、一部に目だつ色彩と材質の建築が見られ残念である。