都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

阿波踊り会館に感動、阿波踊りの楽しさと参加型観光の可能性

2009-08-26 20:08:36 | 都市経営

所用で徳島を訪れる。徳島市はかつて商品作物の藍で日本有数の経済を誇ったが、化学染料の出現と第二次世界大戦の空襲で古い町並みが消失し都市が変容した。<o:p></o:p>

今回訪れた、阿波おどり会館は眉山の麓のロープウエイ乗り場にある。眉山のロープウエイ・モラエス館入場券付き1,500円で徳島都心観光の拠点だ。何時でも阿波踊りが楽しめる施設で、「風連」が専属だ。ベンチのホールで舞台と一体化し目の前に踊って頂ける。ている。先ず、阿波踊り 3期の変遷の解説がある。感心した。花鳥風月の踊りの提示もあり楽しい。最後に、参加もできる。プロの阿波踊りの方の話が聞けるのと踊りの場所が通年確保され練習にもなり、観光客は通年踊りを楽しめるという三徳がある。<o:p></o:p>

もともと阿波踊りは、盆(ぼに)踊りでぞめき( http://www.awabank.co.jp/kojin/odori_1.php )が発祥とある。戦後、桟敷で見せるショーとしての都市祭りとして独自性があった。その後、拡大し高円寺などに伝播され珍しさが低下した。さらに、競合として新しい踊りで若者が盛り上がるよさこい祭りの隆盛を見るに至った。(高知のよさこい祭りは始め鳴子踊りで単純な阿波踊りの親戚のようなものであったが) 現在ではよさこい祭りの専門化があい各地の祭りも出来ている。<o:p></o:p>

久々に阿波踊りを体験してみたが、愚妻は大変気に入っていた。単純だからだろう。阿波踊りは原点に回帰し、体験型の観光として楽しめると感じた。単純で気楽な踊りだが、一度是非本番(812日から15日)に参加したいものだと夫婦で話していた。<o:p></o:p>

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