休日に雨で、読む本も少なくなったので豚嬢の「のだめ カンタービレ」 21巻を通して読む。面白い。ピアノはあまり聴かないが奥が深いと分かる。指揮者の苦労、才能も分かる。なんといっても主人公の「のだめ」の天真爛漫な持ち味(もともとは幼稚園の先生志望)と驚くような才能の対比が面白い。古典音楽好きにはお奨めできます。また登場人物が面白く飽きない。それぞれの感情表現も上手い。音楽知識や楽器、ホールの内装など調査が大変であったでしょう。またそれをさらっと絵にしているのは感心します。また、曲の解釈・分析が演奏者、指揮者に必要とわかり、音楽を聴くときの楽しみの幅が広がりました。<o:p></o:p>
丁寧な絵に感心します。デッサンが綺麗です。また、心理描写の言葉、擬態語は大いに笑えます。この落差が大きいのが特徴でしょう。登場人物の「方言」と「おれ様」、「変態の森」など描写も多様です。 <o:p></o:p>
作者の友人のほのぼの農大漫画である「もやしもん」とともにのほほんと知識も増えるし笑えます。このような知識なごみ漫画はお奨めです。<o:p></o:p>
この21巻を読み返していると全く普通の読書が進まない。それくらいのめり込みます。と思ったら22巻も発売され読みました。ショパンのピアノ協奏曲1番がメインです。のだめは「アク」の強い演奏のようです。久々にアルゲリッチを聴きなおしました。余談ですが、この曲では落ち着いたリパッティが好みです。