都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

中国の感想:エネルギッシュ

2010-09-27 19:59:58 | マクロ経済

それでは拙い文章で、数回に分けて今回の旅行で感じたことなど縷々書いてみます。浅学菲才のためご教授賜われば幸いです。<o:p></o:p>

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中国はイケイケ時代だ。成長は日本の60年代のようだ。人口多く若い層が厚い(日本と20年の差と考えられる、つまり20年後は高齢化社会となるか) 女性割合が高いためか上海では美女が多かったように思える。<o:p></o:p>

http://www.stat.go.jp/data/sekai/02.htm

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8220.html

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今回、地方都市の麗江と上海は全く違った。麗江は松本市のような都市で、上海は東京と変わらない都市間での格差が大きい。また、地方都市の郊外の農村は更にのんびりしているが、大都市の周辺はニュータウン開発が進行している。<o:p></o:p>

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都市間格差、都市内開発格差(大都市)、都市内格差(地方都市)があるように思える。国のなかがモザイクだ(e.g.アメリカは人種がモザイクと言われるが)<o:p></o:p>

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また、中国は「大盛」、「大味」、「大物」の国と分った。<o:p></o:p>

「大盛」は料理の注文が大盛で食べきれない。脂、塩、砂糖も満載。またご案内もてんこ盛り。麗江の地元の民族劇(ナシ族)も400人から600人は出演。炎天下で70分持たせる。<o:p></o:p>

「大味」は料理が鳥の丸煮なぞ頭から足まで登場するが単調。建築もディティールが甘い。四星ホテルはカッコいいが床が揺れる。都市の動線もどこかつながりが悪い。逆に言うと「大胆」だ。<o:p></o:p>

「大物」は何かと行政や地域の大物が出てくる。成功や成り上がりが大好きなのかな。都市と地方の格差はとても大きい。<o:p></o:p>

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有名なトイレはやはり汚い。水洗・紙・洋便器は空港と美術館くらい。飲食店でもトイレは店外が多く、紙はないのが普通。どうも拭いたあと流さずゴミ箱に入れるのが普通のようだ。有料トイレも半元(10円くらい)であるが紙はない。恐ろしいのは穴が外に流れるだけのものでおぞましいアンモニア臭がする。しかも、料理が大盛のためトイレに行きたくなるから困りもの。ビールも3.3%と薄いのも一因。<o:p></o:p>

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音が大きく様々な鳴りや響きがある。音楽やクラクション。世界を何かで描き尽くそうという志向もあるのか道路の上の看板や目立つ建築も。なお、裏通りで駐車禁止取締りの係員が車の持ち主に暴力を受けていたり、エスカレーターの行列の若い美女が肘から横入りしてきたり、歩いて後ろから何故か押されたり、大声の携帯電話があたりまえだったり、マナーは捨てて考えるところだ。ホテルの係員もホテルの落ち度(結局部屋を替わらざるを得なかった)について30分英語で話してやっと非をみとめたくらいだ。<o:p></o:p>

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自分本位の生き方だろうか。弱肉強食。<o:p></o:p>

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コメント
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