筆者はバブル時、「ひとつめ小町」などで一世を風靡した博報堂生活総合研究所の経験もある。現在は博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーとある。内容はマーケティングになっておらず出版に値するか疑問で俗流都市計画とでも言うべきものだ。
その理由は、ヤンキーの人口比率とマーケティング・リーダーとしての影響度が計られていないこと、ヒアリングのみでヤンキーの実態はわかるがその背景を分析していないこと、ヤンキーの変化と外部性(世の中に反抗)と内部性(内部規律は厳しいが守る)などの構造変化を解明していないことなどだ。但し、30分を軽くつぶす読み物としては好適だ。
参考になることは
・4km四方が生活圏→千里ニュータウン位の規模(約1,200ha)
・ミニバンはリビングの延長
・お互いに気を遣うルールの分かっている仲間は好きだが、その外は好まない
・海外はあまり知らないし、行きたいとも思わない、海外体験より仲間での思い出優先
・浦安のディズニーは安心感のある快適な場所
・子供の教育と服装にはお金をかける
・ショッピング・センターに頻繁に行く
・パチンコ、スロットにお金を使う
・大都市の郊外や衛星都市が多いようだ(分布がはっきりしない)→都心ではない
なにやら大昔習った近隣住区理論や買回り品の圏域に似ている。ニュータウンにこもる昔のサラリーマンのようだ。
なお、アメリカ人も意外と海外や他の州を知らないし、地域コミュニティがあった。(パットナム 「孤独なボーリング」など参照)
郊外コミュニティの先祖がえり事例としては面白い、ヤンキーを切り口にして、この観点で見直してはどうか。なお、ヤンキーは保守ではないか、内輪の規律に厳しい側面もある
その理由は、ヤンキーの人口比率とマーケティング・リーダーとしての影響度が計られていないこと、ヒアリングのみでヤンキーの実態はわかるがその背景を分析していないこと、ヤンキーの変化と外部性(世の中に反抗)と内部性(内部規律は厳しいが守る)などの構造変化を解明していないことなどだ。但し、30分を軽くつぶす読み物としては好適だ。
参考になることは
・4km四方が生活圏→千里ニュータウン位の規模(約1,200ha)
・ミニバンはリビングの延長
・お互いに気を遣うルールの分かっている仲間は好きだが、その外は好まない
・海外はあまり知らないし、行きたいとも思わない、海外体験より仲間での思い出優先
・浦安のディズニーは安心感のある快適な場所
・子供の教育と服装にはお金をかける
・ショッピング・センターに頻繁に行く
・パチンコ、スロットにお金を使う
・大都市の郊外や衛星都市が多いようだ(分布がはっきりしない)→都心ではない
なにやら大昔習った近隣住区理論や買回り品の圏域に似ている。ニュータウンにこもる昔のサラリーマンのようだ。
なお、アメリカ人も意外と海外や他の州を知らないし、地域コミュニティがあった。(パットナム 「孤独なボーリング」など参照)
郊外コミュニティの先祖がえり事例としては面白い、ヤンキーを切り口にして、この観点で見直してはどうか。なお、ヤンキーは保守ではないか、内輪の規律に厳しい側面もある