碩学がゆったりお話し。エミール・ボレルの法則「確率が十分に低い事象は決して起こらない」を証明している。
「どこでも効果(Look Elsewhere Effect)」は素粒子物理学者が大量のデータのなかから全く同じ偶然できたクラスターが見つかることを命名。
「平凡への回帰」とは、遺伝でだんだん平均になる力、大数の法則で平均になるようなものか、特異な才能も「下降効果」(人間的要因)がある
Harking:Hypothesizing After the Results are Known 結果を見てから仮設を決める
コーシー分布( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E5%88%86%E5%B8%83 )は山が低く、裾野が長い、しかも平均がない
コイン・トスは裏か表を行き来するのではなく、どちらかが優勢が半分の期間は続く→運気みたいなもの
平凡の原理はコペルニクスの原理→相対的で特殊ではない
さらっと書いてあるが、最近の金融工学で有名なコーシー分布だけでも難しい