さんざん、オーディオはいじってきたが、最近は吉田苑にDynaudio Focus 340の改造はまかせ、DENON PMA SX1は電源を前のケーブルのみ変更を継承。CD-PはMarantzCD16SEのまま。RCAとスピーカー・ケーブルを現行のAcrolinkに取り換えたのみ。Dynaudio Focus 340とDENON PMA SX1は音質やバランスなどいじるとことがない。変更が効くとより良いのかも知れないが、オーディオの音の変化を楽しむことになる。
今はただ、音楽を楽しみたい。コンサート・ホールでも席の位置の聴き分けなどやったが、面倒だ。音楽の比較として指揮者の解釈、演奏者の技量や思いなどに集中したい。それにしてもケーブル交換以降は今までと「別物」の音に変貌して生々しい。システム全体が狙い通りの音に20年ぶりに更新された。ダイナミクスと空気感があり原音再生とはこのことかと思う。ボストン、コンセルトヘボウ、ウイーンのホールでの音がする。
オーディオの楽しみは音の変化の自分流が楽しいが、どうも組合せ定食みたいだ。音楽の出会いが一回性であれば、安心できるオーディオ・セットに固定して音楽を楽しむのが好きだ
どうやっても、体や耳は劣化する、かたや今までの音楽体験は蓄積する。音楽を聴くのが楽しい