都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

オリンピックを楽しむ

2016-09-04 04:32:45 | 世情

 今回のオリンピックはとても楽しめた、要素別では

1.逆転が多い

・柔道男子、女子レスリング、バドミントン女子ダブルス決勝、体操の個人決勝、錦織圭のタイブレークなどだめだと思ったら取り返すのが多いのに驚いた

・ひ弱さがなくなった。見習うべきことで、相手も緊張していると思うメンタルと、疲れを克服する比較優位の体力から勝利が生まれる

2.監督で再生

・柔道男子の井上監督、女子レスリングの名物監督、シンクロナイズド・スイミングの復帰監督をはじめ監督やコーチの交代で再生や発展した競技が多い

・どの監督も明るいのが良い、とくにレスリングの栄監督の喜び表現、選手の肩車や投げ飛ばされは「芸」か「名物」の領域だ。楽しそうで見ていて良い。

3.新世代の台頭

・柔道のベイカー茉秋(祖母にも驚いた)の勝ち優先の試合運び、男子400mリレーの連携と協調での速度維持アイディアなど新しい世代を感じた

・バドミントンの「タカマツ」ペアが平等な相互の信頼と協調を前に出しながら、いまだに「先輩」とたてているのは新しい日本のあり方だと思った。

4.そろそろ旧世代の幕引きと結果主義に辟易

・女子レスリングの吉田について結果はともかく暑苦しい思いだ。後輩の育成実績こそ誇るべきであろう。マスコミも盛り上げすぎだ。

・重圧で勝てないとか、勝って当たり前の風潮は嫌いだ。常勝こそ異常で、確率から負けるのもある。これが一回限り勝負のオリンピックで、確率の波がランダムな結果を引き出す。

5.インタビューの問題と同じような口調

・すぐさまインタビューはやめた方が良い、とくに負けた場合に「原因は?」と聞くのは傷口に塩を擦り込むようなものだ。アスリートへの配慮が必要で、野次馬根性だ。

・選手のコメントを聞くと「~思うので~」が多い。理由をつけているつもりかもしれないが気になる風潮だ。「~したことが良かった」とか「~で乗り切れた」とかが良いと思うが。。。

 東京開催なら、夜中起きなくて良いから楽だ

コメント (1)
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