都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

洋食専門 やろく(大阪 住吉):古典というより時代遅れか、サービスと雰囲気は良い

2016-09-21 04:43:58 | 食べ歩き

住吉大社に近い、歴史あるお店で、清潔で綺麗な店内でサービスは良い。

オーディオが有名、JBL4311 ( http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4311.html )嫌みなく鳴るが上品なBGMで定位が良い。上下のレンジを切っている。コーン・トゥイーターのLE25は暴れん坊で伸びない高域が有名。この40年前のスピーカーを嫌みなくとりまとめたのは良いが、音像と音場の再生を目指す近代オーディオの対極だ。この音の志向は料理に通じる。伝統を重んじているが、古臭く、技がない、食後にもたれるなどの印象だ。

 ビール中瓶(嫌いな朝日のドライ 550円)、ビフカツ(1,296円)、ハヤシライス(1,080円)で2,926円は高い。

 ビフカツは衣が厚めで揚げ切りは良いが、衣がすっぽ抜ける。肉は固くうまみがない。ドゥミグラス・ソースは薄茶色で味が薄く、量は多くぼんやりしている。ガルニはドレッシングの掛かったキャベツ、トマト、キュウリの薄切り、味の薄いポテト・サラダに辛子。まとまりが美しい。しかしうまさがない。洋食の持つ華がないというか、見た目は良いのだが、楽しませてくれない。

 ハヤシライスは恐らく小麦粉での粘り系だがゼラチンも入っているのかも。肉が薄く広いのは、あらかじめ用意したソースでその度煮込みだろうか、独自だ。提供は早い。玉葱は櫛型で煮込みタイプ。福神漬けが付く。ソースの量も多い。古いお味で胃に堪える。付け合わせのサラダのダイス・トマトとドレッシングが救い。味噌汁も合うがお味は普通。粘りに辟易、苦手だ。

 全体に高く、普通のお味で、歴史、清潔さとサービスを味わうお店

コメント (1)
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