日本橋にあった蔦カレーの復刻版が出た( https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130203/13010909/ )がどうやら秘密はMSGらしい( https://note.com/airspice/n/na4b559d74592 )。昔の思い出でも、水っぽく、塩っぱく、それでいてうま味がある不思議なカレーと思った記憶がある。これが本当なら、さぞかし儲けが大きかっただろうと思う。
昔のお味はMSGが味を添えていた。神保町の閉店した半チャンラーメンの さぶちゃん でも昼の営業の終わり頃には鶏一羽と、本だし(粉末)を入れていた。調味の時に割りばしの根元で、スープに塩とMSGをどしどし入れていた。
大阪のニューハマヤでも、玉子に、塩とMSGがスプーンから大量にかけられる。
これらが、「またたべたくなる」常習性の秘密と思う。
30年程前、荊妻の初産だった上本町のB病院も夜食にカップ麺が積まれていた。これも習慣化していた。なお、当方はこれを食べると今は具合が悪くなる、脂とMSGのためだ。
時代がMSGを求め、グルタミン酸(昆布)、イノシン酸(節)、グアニル酸(椎茸)、コハク酸(貝柱)など複合したうま味が粉末になった。ハイミー( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%BC )など、しゃぶしゃぶの雑炊などに入れられていたが恐ろしいまでの出汁を感じた。
やはり、羅臼昆布と節の出汁がいまはいちばん。過剰なうま味が苦手だ。しかも、喉が食後に渇くのが共通している