6時過ぎの新幹線で、飯田橋のホテル・エドモントに荷物を預けて9時。このホテルは早稲田に来るときに便利で東西線の千葉寄り出口からも近い。メトロ24時間券(600円)が便利でお得。
大手町から八重洲の再開発を見るが、東京ミッドタウン八重洲など街区一体化のため、スケールが大きすぎる。分節化や通り抜け通路などがないと賑わいが感じられない。
外堀通り、中央通りを見ると超高層が林立している。1976年頃の31mラインの建築を知るものには違和感がある。しかも、大型オフィスタワーの林立は形態が多様で統一感がなく不気味だ。東京は集積が大きく(人口1,400万人)、複雑な交通インフラもあり都心オフィスの需要が旺盛だが、ここまで開発しても良いのかと思う。
日本橋の川岸の再開発は高速道路の移転も兼ねて再開発が連鎖している。
四谷で牡蠣バターを食べて、下北沢に。新宿の小田急は2階になっており、そこから大深度地下で下北沢に。下北沢の小田急と井の頭線のX字のエッジが無くなり、鉄道跡地など商業開発が活性化している。人が多いのが東京の特徴だ。
ヴィニールテントでの半屋内空間の飲食店は、フェスティバル・マーケット・プレイス(FMP https://drive.google.com/file/d/11iQaW8FH0qO1tCP6tYxbuMx0s0OGYxL4/view )の都心再生だ。
40年前まで良く行った珉亭は正月休みだった。
渋谷に行くが、井の頭線から半蔵門線に行く経路が煩雑で迷った。九段で東西線から早稲田に行く。メルシーのラーメンを狙うが正月休み。
早稲田本学近くには研究開発センター(久米設計)など新開発が多い。隈研吾の村上春樹記念館は駄作としか言いようがない。周りは高層ビルになった。大隈講堂、大隈像、演芸博物館しか昔の姿がない。近々、孫と共に来たいものだ。
早稲田の記念講堂も無くなり、丘のある「記念アリーナ」( http://coretokyoweb.jp/?page=work&id=98 )が山下設計の早稲田関係者の設計で竣工しているが、上から見るとPeter Walkerの空中庭園みたいだ。こういうのはどうかなと思った。向かいの穴八幡との対比など「街の文脈」を考えているのだろうか。
早稲田の北口商店街も今やない。三品食堂は健在だが、ふくちゃん(チョコレート入りカツ)などの跡形もない。この近くにもオトボケがあった。それだけ、学生が外食しなくなった(地方からの学生が少なくなったのと、コンビニの発達だろう)と思う。ラーメン屋の名店はどんどん増えているが。
早稲田通りも45mの壁のようになってしまった。インド大使館近くの下宿に6ヵ月いたが今や跡形もない。馬場歩きで昔の本屋や中華(何故か鯉の唐揚げが見本にあった)も少なくなった。今でも健在の早稲田松竹は頼もしい。
銀座の伊東屋に。別館でお聞きすると昔買った額縁が受注生産ならあるとの話になり角丸のフレームの型番を確認。担当者と昔話をゆったりとする。
萬福で中華そば、いまひとつ。
奥まった三州屋本店で仲良しの4人会。それぞれの人生を語る。
ホテルでゆったり、3万1千歩、なんと改札など42F登る