都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

講演について:東京集中を今こそ解決が主題の関西に「副本社」を

2023-01-31 02:59:38 | 都市計画

 1月20日にグラン・フロントにて講演を行った( 「オフィス移転でのリーマン・ショック後10年のモデル化と、ポスト・パンデミックの関西オフィス利用・選択・マーケティング」 )、Zoom含めて60人の参加。2時間にわたるプレゼンとQ&A。

 会場とZoomより60人超の出席を頂いた。内容はこちら: https://drive.google.com/drive/folders/1kBNDWU6ScBHZ7-fywnNwa_Bx1l0Tjyz- 

 都市計画とMBAのコア・カリキュラムである組織管理(Organizational Behavior)においてFM( Tom Allen :MIT 貴重なまとめ https://drive.google.com/file/d/11lwMu4zCKb8_ZjOul1D06DBGV7aaJ3t7/view?usp=share_link )での授業(1989年)を考察したものだ。

 また、大企業での経験・人事評価が実体験となった。

 この講演は、今までの研究の取りまとめとなるものだ。あわせて、吉阪隆正、戸沼幸市に続き、「東京一極集中」の対応とウエル・ビーイングの伸長に向け,

東京から「副本社」を大阪にと提言した。

 この「東京一極集中」は、1962年 全総( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%B7%8F%E5%90%88%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%A8%88%E7%94%BB#:~:text=%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%B7%8F%E5%90%88%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%A8%88%E7%94%BB%EF%BC%88%E3%81%9C%E3%82%93,%E6%96%B9%E5%90%91%E4%BB%98%E3%81%91%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82 )からの懸念だ。

 国交省も内閣府も、これがうまくいかない懸念を示している( https://www.mlit.go.jp/common/001116820.pdf https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/future/wg3/0416/shiryou_view2.pdf )

 副本社とは関西企業の東京進出に伴う、「本店(大阪)」と「本部(東京)」の反対だ。東京と大阪の役員分離とも言える。地域的リスク分散と「割り安」な関西(のうちオフィスの多い大阪)への移転と社員の生活満足を狙っている。

 東京での大きいビルの林立を見ると、これが幸福な人生につながるか?前の100尺(31m)の街並みはどうなったのか。谷底のような中央通を歩いて思った。

 特に、アメニティとして緑と歴史は関西の資産だ。田んぼが見える郊外沿線は眼福だ。更に、明日香、奈良、(大坂)、京都と続く歴史は楽しみになる。

 オフィス賃料や住宅も首都圏の2/3位だ。小林一三ではないが 「綺麗で早うて。ガラアキで」の精神復興を願う

 それにしても、疲れが尾を引く

コメント
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