都市と楽しみ

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溽暑の熱気の修学院離宮は参観者休所が建替え

2023-07-22 02:07:07 | 京都

 久々に夏の修学院離宮、7:40にAllegretta(25C )に乗り、烏丸御池を出て、寺町、御蔭通、大原道、修学院道で30分、時間が余り、近くにある、高松伸 修学院の家Ⅱ(全く良い設計と思えない)は無光虹( https://mukoukou.studio.site/ )という喫茶とアート施設になっている。入口に錆びた空き缶が一杯敷き詰められている。

 参観者休所が建替えのため北に一時移転。売店の方にお久しぶりと挨拶される。先日、贈り物にした「鯉」の手ぬぐい(1,400円)を購う。

 案内は塩内さんで16名、シルバー2名は途中から遅れだす。溽暑の蒸し暑さが身に染みる。

 下離宮の今はない彎曲閣は2階から東に月見をして( https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/72/621/72_KJ00004784898/_pdf/-char/ja )、その後に御所の仙洞御所にお戻りになったという。(宿泊施設ではなかった)

 中離宮の楽只軒の板戸は、桟が1,2,3と揃っている。これは桂離宮の月波楼にも見られるため本歌取りだろうか。

 上離宮では大刈込が伸びていた。隣雲亭と裏には洗詩台(四畳分の板の間)がある(創建時のものとは違うようだ)。

また、外腰掛は雄滝の浴龍池への合流の北にもあった。

 茶室止々斎(ししさい)跡(仙洞御所に移築、焼失)石船(水盤)については3D(https://3dkyoto.blog.fc2.com/blog-entry-388.html)、( https://www.jstage.jst.go.jp/article/jila1934/15/1/15_1_27/_pdf )もある。

 上離宮の窮邃亭が都と西方浄土を観る場所とすれば、下離宮の彎曲閣は月見(山から離れ月が観やすい)という使い分けがあったと思われる。

 久々に修学院離宮まで自転車で出かけると、暑さにまいった

コメント
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