都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

洛中に自転車屋さんが増えました

2009-08-16 06:53:01 | 趣味

京都の自転車屋さんではランドナーも組める老舗の出町のアイバ、堀川のヤマネ、龍安寺のI’sBICYCLEが有名だ。これに加えて最近はチェーン店や個人店が洛中に増えてきた。<o:p></o:p>

まずは川端烏丸に大手の一条アルティメイト・ファクトリー(Trek Concept Shop)だ。次に、二条のWhooが開店し、こじんまりとして居心地が良い。最近はチェーン店で、六角にシルベストサイクル(レーサー主体)、蛸薬師にKon’s Cycleが相次いで開店した。おかげで、何かと便利に、ぶらぶら楽しめようになった。<o:p></o:p>

さらに、中古自転車ではeirinが河原町丸太町の交差点(テニス・ステーションの跡)に開店した。古いランドナーなどあり眼福である。昔のパーツも扱ってくれると良いな。<o:p></o:p>

その他、堀川にはミニベロのPASSIONEや三条にはNatural Cycle、サイクルステージマルヤス など何店かあります。<o:p></o:p>

最近は駐車場より駐輪場の確保が都心問題となりつつあります。世の中は変わる。<o:p></o:p>

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ロング・テールでも行動経済学でもなく「欲」が今回の金融破綻

2009-08-15 07:31:53 | マクロ経済

 最近、金融破綻は滅多に起こらない確率であるとか、行動経済学(心理分析のようなもの)での説明がなされているが疑っている。前の、ブラックマンデーも「同じ対応システム」が事前に用意されていたことが原因であった。それはオプション理論の過信であり、理論を上回る「雪崩」が起こったに過ぎない。<o:p></o:p>

 今回の破綻は、金融工学の行き過ぎで安いお肉の美味しいところだけ集めると、ブランドのお肉と同じになるという発想、次に、リスクの査定と格付け、そして利益は自分の給与という制度が「システム」となり、当然な破綻を迎えたものだ。ただ、ここまで急になるとは誰も予測しなかったのはブラックマンデーと同じだ。これはロングテールでもなんでもない。単一性と欲が招いたものだ。 それに対し、悪い情報の効き目も凄まじい。多様性が無く、社会が一種の「乗り遅れない」尺度に向かっている。確かに、行動経済学などの観点もあろうが「尻尾に犬が振り回されて」いる。不況解説、経済本が多いのもその表れだ。バンドワゴンが多すぎ、その割りに実際のイベントが大したものではない。<o:p></o:p>

投資については損したくないという守りが「長期・安定・中リスク」という王道をはずしている。今後は、ストックオプションの課税(個人番号化)や累進課税の復興等が投機的投資銀行対策や財政再建に必要だ。<o:p></o:p>

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炭焼きの串 クマノきむらは唯一無二

2009-08-14 13:42:31 | 食べ歩き

 五山送り火も近いので「火」をテーマに熊野神社の筋向いにある「きむら」を。丸太町を走るともうもうとした煙ですぐ分かります。小屋のようなお店の焼台の前に座ると、輻射熱で熱い熱い。昔習った修正有効温度(corrected effective temperature)を思い出しました。<o:p></o:p>

 焼鳥とタン、ハツなどあります。博多系のようで、玉ねぎを挟んである、キャベツ(親切に葉脈をとってある)、肉があるという特徴があります。更に、炭火に近接して焼いているので焦げないように頻繁に串を廻す、その後タレに漬け焼いたあと更に焼き上がりにタレに漬けるという特徴があります。強い火力で脂が盛大に垂れる為煙もでる訳です。テーブルにはタレとニンニク醤油もあり、ニンニクで焼いても頂けます。<o:p></o:p>

 せせり(塩)、焼鳥、タン・チャーシュー(おつまみ)、アスパラを頂き、ビール大とチューハイで2,100円でした。合いの手のキャベツが美味しい。更に凄い煙で翌日まで残り香が楽しめます。恐ろしいことに裏のテント・ゾーンでは昔はうら若き乙女たちが盛り上がっておられました。<o:p></o:p>

(余談:このお店の煙は大阪の焼肉 新楽井を思い出しました。入れ込みの座敷のカンテキで焼く肉の脂と煙で向かい合う方の顔も分からなくなります。入るとき大きなビニール袋を渡され、スーツなどは入れておくのですが体に染み付いた肉のにおいは強烈でした。)<o:p></o:p>

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財政政策がプロモーションではいけない

2009-08-13 17:19:16 | マクロ経済

 お盆で消費拡大策のひとつである「1,000円高速」が人気とある。かえって今回の不通事故で課題が浮き彫りになった(雨と地震での西向き路線の地盤崩れの分析と復旧を急ぎすぎた様だ)経済的にも混雑する時期に割引き、さらなる混雑を招くのは問題がある。(この方式では利用料は安いが、混雑や時間などの機会費用は掛かるという結果になる。ラッシュアワーの料金を値上げか値下げかの論はあるが)その反面、フェリーと鉄道の収入減がある。あわせて、エコポイントというのが出来て電気製品の購買が促進され大型の薄型テレビが人気という。 <o:p></o:p>

これらは、需要のPush政策(プロモーション)で「頓服」のようなものである。短期には効果的だが、別の需要を低迷させること、もともと税金なので波及効果が少ないこと、特定産業(自動車・電機 等)への緊急対応などが特徴だ。長期的投資で優位性確保や競争力強化を図るものではない。今後の経済反転には「気力・体力・迫力」が必要で、そのためには 「地力・努力・想像力」が必要だろう。 <o:p></o:p>

 特に、1,000円高速はエコに反すること、鉄道等の値上がりやサービス低下が見込まれること、道路整備が歯止めなく進む可能性があることなどから見直しが必要だ。若し、やるなら鉄道などマストラの割引券でも配るほうがよほど良いとおもうがどうだろう。<o:p></o:p>

 ケインズの考えた「財政方策」もいまや波及効果のある投資が見当たらないという。それなら生活の質を高める景観やコミュニティ形成にも投資をすべきだ。今や欲しいのは、生活の質や居心地の良い社会だ。都心では電柱の地中化、看板規制、街中でのイベント開催と参加、育児と高齢者の共同などある。

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のだめ カンタービレは面白い

2009-08-12 19:28:19 | 趣味

 休日に雨で、読む本も少なくなったので豚嬢の「のだめ カンタービレ」 21巻を通して読む。面白い。ピアノはあまり聴かないが奥が深いと分かる。指揮者の苦労、才能も分かる。なんといっても主人公の「のだめ」の天真爛漫な持ち味(もともとは幼稚園の先生志望)と驚くような才能の対比が面白い。古典音楽好きにはお奨めできます。また登場人物が面白く飽きない。それぞれの感情表現も上手い。音楽知識や楽器、ホールの内装など調査が大変であったでしょう。またそれをさらっと絵にしているのは感心します。また、曲の解釈・分析が演奏者、指揮者に必要とわかり、音楽を聴くときの楽しみの幅が広がりました。<o:p></o:p>

 丁寧な絵に感心します。デッサンが綺麗です。また、心理描写の言葉、擬態語は大いに笑えます。この落差が大きいのが特徴でしょう。登場人物の「方言」と「おれ様」、「変態の森」など描写も多様です。 <o:p></o:p>

 作者の友人のほのぼの農大漫画である「もやしもん」とともにのほほんと知識も増えるし笑えます。このような知識なごみ漫画はお奨めです。<o:p></o:p>

 この21巻を読み返していると全く普通の読書が進まない。それくらいのめり込みます。と思ったら22巻も発売され読みました。ショパンのピアノ協奏曲1番がメインです。のだめは「アク」の強い演奏のようです。久々にアルゲリッチを聴きなおしました。余談ですが、この曲では落ち着いたリパッティが好みです。

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雇用の常識「本当に見えるウソ」海老原嗣生

2009-08-11 20:05:28 | マクロ経済

 海老原さんは人材関連漫画のモデルともなった人材マネージメントが専門。P195 の「小泉・企業」マトリクスが秀逸。データで正社員・派遣社員・契約社員の観点などから日本の雇用の雇用崩壊・言説・俗説を検証し、雇用のガラパゴスの修正と移民受入・教育安保と結論付けている。結論には異論がある。先ずはガラパゴスはどこの国にもある。「なぜGMは転落したのか」などでもいびつな関係は書かれている。教育での移民については、国際的に通用す大学の変革が肝要だ。そのためには国際学会での発表を促す「英語」論文を基準とすべきだ。国内学会重視の評価が問題と思っている。(そうではない工学・理学の学会も多いが教育への投資は大いに賛成する。具体的な提案で感服致しました。<o:p></o:p>

 今や、低成長でまさしく、人、設備の過剰が続く可能性もある。その対策は「ディスマッチ(高度化と単純化の両極)な失業対策」で高度化した仕事と嗜好の壁への対応で、過去はそれほど良かったのかという見解は明解である。<o:p></o:p>

 終身雇用は崩壊せず、転職は一般化しない、就労意識は変わらず、本当の成果主義などないと検証し、日本企業での異動・ジェネラリスト型育成等を「暗黙のルール」は知見だ。企業は「大騒ぎ」を利用してモードチェンジをしてきたも卓見で賛同します。(今回の金融破綻も「大騒ぎ」でしょう)<o:p></o:p>

 なお、マクロ経済とのつながりがあるとより大きな視点となるのでは。コーホート分析(時代、世代、年齢)とともに、成長と雇用の相関(オークンの法則)やインフレと雇用のトレードオフ(フィリップス曲線)などの見解もあればより今後が見える。生産性向上とそれを支える人材、その能力育成という大きな絵がいまこそ必要だと分かった。<o:p></o:p>

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投資銀行の高報酬は疑問:利益は享受、リスクは限定では

2009-08-10 19:23:51 | マクロ経済

最近、アメリカの金融機関でとある運用担当が「相場の低下を予測し先物・オプションで儲けたのだから億単位のボーナスが欲しい」とあった。これは疑問で、次の問題がある。まず、デリバティヴは何度も書くが手数料はGDPにあたるがゼロサムだ。経済全体では先物で利益が出たというのは損もあったということである。次に、会社員が「儲ける」と「所得」に跳ね返るなら、損の場合はどうなるのか。一般には個人の給与低下か解雇、悪くすると企業の倒産で損を全部かぶることは出来ないだろう。つまり利益を得た場合ほうが大きいリターンでリスクは少ないといえる。これはOPM(他人のお金)の運用と責任問題(エージェンシト理論 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%91%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E7%90%86%E8%AB%96 )と同じで、あたかもリスク負担の上限付きの投資家(損をしても限度あり、利益の場合は拡大)となる。この運用を任せる仕組みは「投機」に近い。上手くいけば、投資家もリターンがあるが、損も同じくある。その上、利益の場合は運用会社に上前をはねられ、損の場合は0となる。場代の高い賭け(もともとゼロサム)と変わらない。<o:p></o:p>

つきつめると、このような金融商品の仕組みと報酬が、新金融商品の拡大と複雑性、自己利益の追求という今回のアメリカ発金融破綻を生んだ大元である。げに恐ろしきは金の魔力と「みんなでやれば恐くない」だ。<o:p></o:p>

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企業の層別:現代・近代・近世

2009-08-09 08:04:37 | マクロ経済

 最近、企業の動向・分析を見ていると現代・近代・近世の三種に分かれるのではなかろうかと考えた。定義は、<o:p></o:p>

現代:国際企業、輸出企業、競争と合理化が発達する<o:p></o:p>

近代:変革中の大企業、歴史と伝統、成功体験からの脱皮など新旧のせめぎ合い<o:p></o:p>

近世:旧来のシステム・様式を保つ、競争が強いられない業界や官公庁の一部<o:p></o:p>

このうち、現代型企業は合理化が進みすぎ、コスト削減で利益無き循環(製品は安くなるが、関係会社利益も少なくなり需要が低下する)に至っている。<o:p></o:p>

近代型は日本の「地場」か「参入障害で保護」されている産業で国内競合が主で、既存顧客の取り合いと企業間の繋がりを重んじる企業だ。国際と地場、合理性と義理人情の狭間である。<o:p></o:p>

近世はいわゆる「お役所」や「大企業子会社の一部」で過去の様式、親会社の様式にこだわる企業だ。独自の価値観、権益確保などの特徴が言われている。この特性は実は日本の中に多い。<o:p></o:p>

また、最近は「かつての時代はよかった」で回顧されているが、実は「判子が多すぎて困る」、「制度・組織が煩雑」というかつての弊害を思い出して欲しい。低成長の経済環境の中、権益確保の近世型企業となるのは最も効率が悪く、夢もなくなる。創造性、自由、変革が夢と革新(生産性の向上)を産む。中世ヨーロッパが技術革新のない停滞期が続いた原因は「社会制度」と「市民の不安」であったという。また、コンプライアンスやCS、エコロジーといった新しい規範も増え企業をとりまく環境は複雑化している。そして現在も経済の成長から安定の変革期だが、今こそ前向きで陽気さが欲しい。気がついたら、高層大型ビルの契機となった蛍光灯の発明もいまやLEDや有機ELが取って代わろうとしている。新しい変革は近い。<o:p></o:p>

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コメント頂いた方へのお詫び

2009-08-08 14:33:09 | インポート

最近、コメントにスパムが多いため削除しているのですが、間違いで頂いたコメントまで削除致しました。コメント頂いた方々におかれましてはお気を悪くなさいませんようお願い致します。今後ともどうぞよろしくお願い致します。<o:p></o:p>

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音楽はどう聴くべきか

2009-08-08 07:12:12 | 趣味

 朝日新聞に「音楽に包まれ夢心地」とあり、眠っても構わない「リクライニング・コンサート」というのがあるらしいが、それなら自宅でオーディオを聴いて寝れば良いのにと思う。生演奏は聞き手(観客)の感じ方との双方向のやり取りと思っている。また、耳の位置が骨盤より前にないとのめりこんで聴いていないと感じる。そのため、聞き手が演奏にのめり込んでいると前に体が傾く。また、生演奏は手の動き、体の動き、表情も楽しめる。どうもリクライニングとは勿体ない。<o:p></o:p>

 それにしてもオーディオは偉大だ。同じ曲の指揮者の聴き比べ、同じ指揮者の年代別聴き比べなど、ワインでいう水平・垂直テイスティングが出来る。曲をオーディオで聴いてから生演奏を楽しむのは至福である。本格的なコンサート・シーズンの秋が楽しみだ。<o:p></o:p>

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「エコ恋愛」婚の時代 (牛窪恵):消費変化と社会の役割の観点が注目

2009-08-07 20:22:36 | マクロ経済

 「恋愛」と「結婚」は短期と長期の違いがあること、男女とも中性化していること、消費は身の丈になり車、時計の高額商品やイベントでの節約があることなどデータで示され分かりやすい。<o:p></o:p>

 注目は地域社会や会社生活が結婚のきっかけを作っていたこと、また地縁や社縁が結婚の重要な要素になっていることは重要な指摘だ。出会いがあって、結婚しても働きやすい会社、社会が求められている。そう考えると、地域や会社や学校(大学)のイベント、集まりは大切だとしみじみ感じています。<o:p></o:p>

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和風つけめんの方向性

2009-08-06 19:52:58 | 食べ歩き

 つけめんは大勝軒(池袋系:ごとう、べんてん)か青葉が好きだ。というのもスープに旨味があり麺を食べたという楽しみがある。もちろん、メンマやチャーシューも楽しみたい。<o:p></o:p>

 この前、食べた和風つけめんは潔癖で、魚出汁と「かえし」(醤油と味醂の合わせてならしたもの)で、しかも冷めないよう大量の付け汁であった。恐らく、鴨汁蕎麦を狙ったのだろうが、これが、高血圧の予備軍育成用かと思うくらい塩っぱい。また脂身の少ないチャーシューでは鴨に脂と旨味で負けている。麺は自家製麺で太く噛みごたえと小麦粉の味が美味しいので次のやり方があろう。<o:p></o:p>

     広島風 冷麺:脂を抜いたスープに辛味と柑橘系を足し胡麻、野菜ととも頂くさっぱり系だ(広島では新華園が発祥、なかなか特徴のあるお店です)<o:p></o:p>

     東京 港屋 肉蕎麦: 蕎麦を肉とラー油で食べる立ち食いそばで大盛です。日本蕎麦のつけめん化であり、逆に魚出汁つけめんがこういう風になっても良いと思うのですが。<o:p></o:p>

 特に、新華園は夏に食べると、辛さで大汗ですがさっぱりします。京都にもこの冷麺が河原町に一店ありました。それにしても、大勝軒のもりそば(つけめんをこう呼ぶ)ような店屋のお味は食べたいものです。夏場は酢を足し、唐辛子も足すととても美味しいものでした。(なおラーメンは堀川北山の日本一が似たイメージです)<o:p></o:p>

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歌麿 抵抗の美人画(近藤 史人):時代と表現制約と対応

2009-08-05 20:22:09 | 芸術

 絵師とその時代の制約、競合の絵師、対象物と書き方のマーケティング、機転の利いた「はんじ絵」での対応など興味深い。また、浮世絵の見方がこういうものかと感じ入った。真面目で、絵のページも綺麗だ。薄物を通して二の腕まで描いていたとは知らなかった。お奨めできる本です。<o:p></o:p>

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観光庁のMICEとは何か

2009-08-04 20:25:57 | 都市経営

観光庁はMICE企業等の会議(Meeting)、企業の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)IncentiveTravel)、国際会議(Convention)、イベント、展示会・見本市(Event/Exhibition) の頭文字のこと)のため2010年を 「マイスイヤー」とするという記事を見た。「MICE」というのは初めて聞いた。Mouseの複数形がMiceであるが、Three Blind MiceJazzのレコードレーベル、またはAgatha Christie)という風な使い方しか知らない。<o:p></o:p>

かつて1985年頃から、「コンベンション都市」として、梅沢忠雄氏、平本一雄氏の著作があり、幕張、東京臨海副都心、大阪南港等に大型展示場、会議場、ホテル等が作られた。しかし、幕張ではモーターショーも頭打ちで、大阪ではインテックスの施設稼働率が低いため今後の運用を考えているくらいだ。<o:p></o:p>

となると狙うのはインセンティブ・ツアー(incentive tour:注Incentive travelというのは聞いたことがない)か日本の大学の国際交流を生かしたConvocation(大学の集会)だろう。これらは海外観光・パーティ型というべき利用であり楽しく・くだけたものだ。<o:p></o:p>

まずはお迎えするにあたり外人観光客概念でなく、国際観光客といってはどうか。(留学時代もForigen StudentではなくInternational Studentと呼ばれたものだ)国際的なお客様ほど日本らしさを求めるものだ。となると日本らしい大広間の宴会などが受けるかも知れない。京都でも下京区の日本旅館を愛好する国際観光客は多い。また、アメリカと違い日本は湿気が多い。苔むす庭園や漆器が珍しいだろう。ヨーロッパは冬が重苦しい天候だ。日本の明るい冬の景色は楽しめるだろう。<o:p></o:p>

呼び物を考え、楽しんでもらうプログラムが大切で設備はいまや充分ある。英語を話せる人も多いので地元との対話などのソフトを充実すべきだ。と言っても、お気に入りの居酒屋に大挙して来て頂くのも困るが。

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カレー:肥後橋南蛮亭とTHE 倶楽部・キュイジーヌ

2009-08-03 19:23:54 | 食べ歩き

暑いとカレーが多くなる。肥後橋の南蛮亭ではチキンカレーとピクルス(850円+100円)を。鶏肉が入っていて、胡椒が効いている。軽く食べるが、量が少なく感じる。白も余計かな。食後、スパイスの後味が楽しめるけれど。<o:p></o:p>

 THE 倶楽部・キュイジーヌは西天満のお店。カレーとミンチカツ(700円+200円)を。ミンチカツはジューシーで美味しいがカレーは更に美味しい。玉ねぎの甘みととろみを基盤にスパイスの重なりが見事だ。フォンが少し弱いかも知れない。付合せのコンソメ・スープも美味しく、サラダの量も多い。ここまでのカレーにはフライはいらない、ご飯とソースが美味しい。今度はご飯とソースの大盛を頼もう。大阪で一番気に入った。付合せの福神漬けは壷で出て、鉈豆の多い無着色だが結構塩っぱい。ソースが良いだけに甘酢の玉葱にでもした方がよいのではなかろうか。残念なのは後半お皿が冷たいのでソースが冷える。できればお皿を暖めて欲しい。それにしても値段は手ごろで味は飛び抜けている。<o:p></o:p>

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