ロバ勲章余談 2012-03-01 | おきにいり 以前にアップしたロバ勲章のエピソードが出てくる回顧録を書いたファクリ・バルーディは シリアの政治家として第二次大戦後のシリア独立に尽力したほか 才能ある若手文化人を後援し、世に送り出しました。 そのひとりは、シリアの代表的な歌手となり、バルーディの後援に感謝する意味から 芸名をサバフ・ファクリとしました。サバフ・ファクリの歌は、ダマスカスのゲーテ・インスティトュートのアラビア語コースで教材にもなっています。 長らく忘れていましたが最近になってYouTubeにあるかもしれないと探し 大好きな歌を2つ見つけました ヤー・マール・アシャーム(おお、愛するシャームよ) ダマスカス(別名シャーム)を讃える歌 カットカ・ルマイヤース(揺れ動く君の姿) 情熱的な恋の歌 「カットカ・ルマイヤース」では、賛美されている相手(恋人)が文法的には男性形なのです それで、先生に「これは女性からの歌ですね?」と訊いたところ「いや、『揺れ動く君の姿』なんてのは、男性の歌に決まってます!」と言われ、「なるほど、文学は文法より上位なのだ」と思ったものです 古い歌は時々ワケが分からないと書いた以前の例はこちら 無数に繰り返される「アナ」は「私」という意味で、「アナ・ワ・ハビービ」は「私と恋人」 「私と恋人は花園の中、バラの花が私たちを覆う」なんて超ロマンチックです。 いずれの動画でも、女性が踊っていますが、観客からの飛び入りではないかと思います。 ベリーダンス文化圏の女性は、多かれ少なかれベリーダンスの素養があるようです シリアで撮ったピンボケ写真は、まだ沢山あるのに、いまだに「ビラード・シャーム」が出発点で頓挫中。ま、またアップします、いずれ・・・ シリアの政治社会情勢は1年来、混迷の様相を深めつつあります。イラクやリビアのようなことにならず、早く安定した平和的民主化になることを祈るばかりです 8週齢規制実現に向けてラストスパートです 8週齢というのは、母親や兄弟姉妹から引き離す最低週齢で、販売の最低週齢ではないことを明確にしましょう ドイツ語圏では、親から引き離す時期は8週齢でも早過ぎ、最低12週齢からという意見が多いようです 詳しくは「ジュルのしっぽ」さんの最新記事をご覧ください 更に最新記事「動物愛護の政界と業界の関係」 注:決して悪い意味ではありません。関係そのものはニュートラルでも、場合によってプラスの効果もあれば、マイナスの作用もあります。 ゴマグリモナカのMichimichiさんが描かれた脱原発ニャンコの缶バッジ 必ず身に着けて歩くという方は、下をクリックして申し込み方法をご覧ください。 NO NUKES NECO project 色々な脱原発バッジがあります