5月に病気見舞いのため上京した時その友達の庭に植わっていたヤコウボクの枝をもらってきて挿し木したのが8本ついた。
さしあげたり土に下ろしたりしたが一本だけ鉢植えにするため身近においていたのが花芽をつけているようだった。
小さな枝をさして5か月目で花が咲いてくれるとはうれしいことだ。
その友達は明日から始まる第39回野草(イエツァオ)野外教室の会場が重要文化財真鍋家及び周辺を作業場にさせていただけると決まった3月に電話した時、すぐ参加表明をしてくれたがもう参加はできない。
毎日ふくらんでくるつぼみに”12日までに咲いてくれたら友達の代わりに参加させてあげるね”と毎日語りかけているが咲きかけているのに咲いてくれない。
昨夜ふと見ると何個もの花が反り返り嬉々として咲いている。
夢かと思ったがいい香りまでする。
名前のようにいい香りをさせて夜花を咲かせる植物だった。
そういえばオオバギボウシの花も夜美しく咲きいい香りをさせるがすこししなびた昼間の花しか知らなかった。
12日までに咲いてくれたが野外教室は昼間だ。
今回のやすらぎの家での夕食は、食材をあまり手を加えないでいろんな薬味で食べる試みをするのでその時に参加してもらうことにした。
いい香りは場をいいムードにしてくれると思う。
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