”できたー”と呼ぶ妹のきんかんの声がしたので作業の手を休めて行くとまわりがグリーンの中で華やかな赤色が目に飛び込んできた。
花びらのように広がったヤツデの葉の中心あたりにオレンジ色のネットが結ばれ周りが一転して華やかな雰囲気になっている。
オレンジ色のネットは主にタマゴが入っていたものだ。
素材にしたいと毎回野外教室には持って行くが作品にはならなかったのに・・・・・。。
きんかんらしいかわいく華やかな作品だ。
横から見たところだがきんかんが手の届く範囲でバランスよく赤いネットを結んでいくのは時間のかかる作業だったようだ。
野外教室は自分たちが作家で観客になる移動美術館と称し作ったり仲間の作品を鑑賞したりして楽しんできたが自分たち以外観客がいたことはない。
今回は重要文化財真鍋家への観客の人達が見てくれたりする。
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